外の景色は秋雨に濡れて色をなくしていますが、
窓を開ければ空気は澄んで、ほんのりと甘い香りが漂ってきます。
また金木犀の季節になりましたね。
秋生まれのせいか、今の時期は一番ココロが落ち着きます。
清少納言は『枕草子』に「秋は夕暮れ」と綴っていますが、私は夜も好きです。
秋の夜長は虫の音やぼんやりしたお月様に見守られて、穏やかにゆっくり時を刻むから。
冬の夜の凛とした空気もキッパリとしていてすがすがしいけれど、考え事をするならやっぱり秋ですね。
近頃は季節の移り変わりにめっきり疎くなってしまって、
子供の頃は気付いていたものにも気付かず、当たり前のように昨日と同じ毎日を送ってしまっていますが、
ちいさな変化を見落とさないで敏感に日々を過ごせたら、と思います。