※これはあたしの体験談です。
当人たちにばれないように仮名を使っています。
何から書けばいいのやら。
彼はそれくらいたくさん
あたしの周りの人に影響を与えた。
あくまでも
あたしから見て、だけど。
あたしから見たら
「影響」じゃなくて
「被害」なんだけど、
それじゃあまりにもあたしの主観が入りすぎてしまうから。
あたしの友達のみかんと
付き合うことになった1コ上の先輩。
何て呼ぼうかな
・・・
「マスク」でいいや。
散々考えたけど、これくらいしか浮かばなかったから。
いいよね。
マスクとあたしの出会いは
あたしが大学1年生のころ。
サークルの先輩だった。
誰もが「地味」と言うと断定出来るくらい
彼の雰囲気、身なりは微妙だった。
ストライクゾーンの広いあたしでさえ
さすがに「無理だ」と思ってしまうくらい。
それくらいのジミーさんだった。
おめかししても
TシャツにYシャツ羽織るくらいで。
重ための髪は真っ黒でお坊ちゃん。
けれどそんな彼にも彼女がいた。
それを知ったときは本当にぶったまげた。
世の中には需要と供給が成り立っているんだって
ココロから思った。
何かものすごく悪口ばかり書いているみたいだけど、
決して悪口が書きたいわけじゃないの。
正直に自分の思ったことを書いているだけ。
それだけだから。
「実は略奪愛なんだよ、おれの彼女。」
1年生のあたしに向かって
少し自慢げに話してくれたマスク。
けれど彼女溺愛のマスクを見ていたら
「よほど好きだったのだろう。」
そう思うことしか出来なかった。
実際にそうだったと思うし。
この頃のマスクはあたしから見て
まだ「普通の人」だったのかもしれない。
→続く