今日の午後にアップした記事→「認知症の母への苛立ち」

フェイスブックとリンクしているのですが、
たくさんの方からコメントをいただきました。
(ありがとうございます!)

ご家族に認知症の家族がいると
私の今回体験したような
苛立ちや
悲しみ
何もできないという歯がゆさ
などの感情を感じるのですね

私は、今回初めての体験でした

今年のお正月
子ども達は夫の実家へ行き
私は1人で自分の実家へ帰省したこともあり

そんな認知症の母のいる家に
大人だけで
4日間お世話になりました

そこで私は
みっちりと
認知症の母と
お世話する父と
過ごすことができました


イライラは時々やってきます

同じことを何度も言う 
とか
買い物したものを忘れる
とか
道を迷う
とか

これらのことは 実はそんなに苛立ちません

「はいはい、大丈夫よ」という気持ちで
何度でも
お話し相手できました

じゃ
究極の苛立ちはいつ?

買い物をしていて
レジのところで
もたもたする母を見て
(後ろにいっぱい並んでる!
迷惑かけちゃうじゃん!)

しかも
レジのところで
袋詰めしようとするときとか

イラッとして
「後ろに人が待ってるから!」と言って
手をくいっと引っ張って
台まで移動しました




「誰かに迷惑かけているかもしれない」

という感覚
子育て中にもあったなぁ・・・

私は買い物中に
子どもが大声で泣いていても
まったく平気なほうです
今日は買わない、っていうお菓子を欲しがって、
ほしいほしい!って駄々をこねているだけだから

でもね
「ほかのお客様に迷惑かかっちゃう!」
という気持ちが出てくるとね

イライラしてきて
周りに知れ渡るように
私、しつけできる、素晴らしい母親ですよ!
と、訴えるように

ほんとは、叱りたくもないし
叱る必要もない(説明したらいいだけな)のに
「いい加減にしなさい!」
な~~んて
これ見よがしに
 言ってた時期あった あったガーン

これ、自分が、他人軸になってるとき

ほんとはね
駄々をこねる子どもには
やさしく落ち着いて
なぜ、今日は買わないのかを説明してあげるだけで
ちゃんと聞いてくれることを知ってからは

多少泣いていても
泣き止むまで
待てる母親になってた

誰かに迷惑かけてるかも・・・という思考じゃなくて、
うちは、このプロセスが必要なので
泣き止みますから、周囲の皆様、お待ちください という思考

これ、自分軸に変化したとき


認知症の母に苛立つという
今回の体験は

そんな過去に経験した成功例を
徐々に思い出させてくれたラブラブ

人生は
「体験型アトラクション 地球号!」

ゲームでいえば
「たにもとあゆみ は にんちしょうの ははに いらだつ という けいけんちを えた!」

経験値だから
生かすも殺すも
自分しだい


今度、母と会えるとき

何かまた苛立つような場面に遭遇したら
もっと優しく
言ってあげることができる気がします


大丈夫
わたし、ちゃんと感情と向き合えますよ!

そして、ちゃんとクリアしていきますよ!!

余談ですが
認知症なので、行動がゆっくりです
待っててくださると、助かります

そんな思いを込めた マークでもあれば
いいのにね。