中学生になると私は、益々
ルールが守れない人間になっていきました
小学校からの友達(Yちゃん)と一緒に吹奏楽部に入部したものの
半年も経たずに
Yちゃんを誘ってサボるようになりました。
部活をサボると言う行動がなぜか異様に楽しく
湧き上がる感情に
ひとり胸を躍らせていました
ただ・・・
(これは何年も後になって気づいた事なのですが)
Yちゃんは、本当は
部活に行きたかったのです
小・中学校とずっと仲良しだった(と思っていた)Yちゃんが
同じ高校に入学した途端
私と距離を置き始めたのです
Yちゃんと同じクラスになれて喜んでいる私をよそに
Yちゃんは私から離れて、他の子と仲良くし始めました。
その後も
一切私のことを振り返らず
たくさんの友達と一緒にテニス部に入り
永遠に
離れて行ったのです
私といた時間は、Yちゃんにとって苦痛だったんだと
だいぶ後になって気づきました
規則を破り刺激的な遊びにYちゃんを巻き込み
振り回していたのだと・・・
当時は自分がADHDだと知る由もありませんでしたが
結果的に人を傷つけ
その後もどんどん
孤立して行くのでした。
月夜の散歩