経営者として事業を営んでいく上で、
何をやっても成功する人、
何をやっても失敗する人がいます。
もちろん、100%の確率とまでは言いませんが、
非常に高い割合で、多くの人はどちらかに
分類されるのではないでしょうか。
我々は、この「違い」を認識しておく必要があります。
では、その「違い」とは、何でしょうか。
まず、事を成し遂げる人は、決断が早いものです。
ぐずぐずしません。
そして、良い意味で、諦めが悪い人です。
逆に、事を成し遂げない人とは、その真逆の人です。
決断が遅く、ぐずぐずします。
物事に結論を出さずに先延ばしにする、という事です。
そして、やっと決まったと思ったら、すぐにあきらめる人です。
大体、これが世の相場です。
事を成し遂げる人と成し遂げない人を調査した結果です。
事を成し遂げる人というのは、決めたら何があっても
成し遂げるまで、天地がひっくり返ろうが
それをあきらめない人のことです。
ぜひ、「決めたら、やり抜く」という人になりましょう。
そして、事を成し遂げる人の、もう一つの特徴をお伝えします。
それは、「種まきをする人」であるという事です。
たとえば、お米の種をまくと、後は条件が整えば、
秋には、ちゃんとお米が実ります。
でも、種をまいた、その瞬間にはお米にはなりません。
でも、後々の条件が整えば、お米になると決まっているのです。
そして、我々が認識しなければならない事として、
まず「種をまかなければ、絶対に実らない」
ということを認識していなければなりません。
加えて、事を成し遂げる人とは、実りを得るまで
時間がかかる事を理解している人です。
たとえば、お客様の欲求を満たすために、
何らかの提案をしたとします。
もしかしたら、すぐにお客様は受け入れてくれる
かもしれないし、受け入れてくれないかもしれない。
ただ、ここで、事を成し遂げる人であれば、
すぐに受け入れてもらえなくても動じないのです。
この行動は、お客様に対して、
実りの種をまいたことを意味します。
この時点から、いつかあなたが実りを刈り取る時期が
来るまで、条件を加えていかなければなりません。
条件とは、あなた自身が行動することです。
そのお客様に色々な情報提供をしたり、
色々なフォローを続けていく。
それが「条件」です。
そして、条件を組み合わせていきながら、
実るのを待っていくのです。
昨日今日、非常に強い想いを持っていても、
明日から何もしなくなったら、それで終わりです。
実りようがありません。
だから、そこに必ず条件を加えていくのです。
そうすれば、確実に間もなく実っていきます。
ある一定期間まで来れば、確実に実りを
刈り取れる時期が来ます。
これは、地球上の法則です。
ただ、ここで難しいことは、良い意味で
あきらめが遅くなければならない、という事です。
昨日、今日やったことを、半年後も同じように動かさずに
その想いを持ち続けることのできる人は少ないのです。
ただ、もしもあなたが本気で事を成し遂げたいのであれば、
自分の行為、まいた種に対して、必ず条件を
追加していくことを忘れないでください。
一つ一つの行為に対して、条件を加え続けられれば
あなたは相当、偉大な事を成し遂げられるようになります。
もちろん、その実現に向けて必要な知恵やアイデアも
湧き出るかのように、思いつくようになります。
ぜひ、種まきをすること、
条件を加えていくこと、あきらめないこと。
