父親が名古屋の病院に緑内障の手術で入院しました
母が10年前亡くなったため一人で実家に住んでいます
気丈な父なので親戚などが病院まで連れていくと採算話したのに一人で電車で行けるといい、
私にも大丈夫だから来なくていいからと何度も言っていました が・・・・・朝から病院へ行って待っていようと思い早めに着きました
几帳面な父親なのでおそらく30分まえにはついているだろうと思いもっと前に行ってみたら早くも受付をしている姿が・・・
お父さん！！
と声をかけたら恥ずかしそうなうれしそうな顔をして検査が今日は長引くからモーニング行こうかといい連れていってもらいました
いまだにまだまだ金銭関連は父まかせ というか絶対子供に世話になりたくないようです
まだ、まだ頑張りたいのでしょうね
それにしても
実家に帰るときに会う父親の姿はいつもとかわりませんが、こうやって外で会い歩いている姿を見ると
階段から落ちて骨折した部分の後遺症で少し足を引きづり 筋肉質だった父が細く小さく見えました
大きな入院の荷物を持って歩いている姿に ぐっと涙がこぼれました
私も会社 サロン スクール いろいろやってる場所一度みてもらわなきゃ
亡くなった母親ならすぐに飛んで見に来ただろうけど・・・・
寡黙で真面目で 家族思いで 仕事ができる尊敬する父の背中をしっかり追いかけていきたいと切に思いました
今年のお正月 父親が私の目の前で初めて大粒の涙とくしゃくしゃな顔を見せました
私は声もでませんでした
子供やまわりには優しい父ですが母親には厳しいいわゆる亭主関白
母親もずいぶん我慢することもありました
しかし お父さんは やっぱり一生お母さんだけやなー
と一言いって泣きました
一緒に住もうと言ってくれるのはうれしいけれどお母さんと過ごしたこの家をまだ売り渡すわけにはいかない
限界まで一人でがんばってそのあとは施設にのんびりはいるよ
なんて・・・・そん・・・・な・・・・本当に迷惑なんかじゃないのに
精一杯 育ててくれた恩をかえすのは当たり前なのに・・・・
今の私があるのはこの人のお陰
プライドをまもってあげながら見守ろうと思いました
あまりにも気丈な父親なため小さくなってきた父親を今日はじめて感じ戸惑いましたがしっかり受け止めて
私自信も成長する 時だとおもいました
40歳目前にしてお恥ずかしいですが 大人の階段をまた1歩上がった きずき・・・の一日でした