今日ロシアのメディアで石破首相がかなり話題になっていました。日本政府は戦後、広島・長崎への原爆投下における米国の責任を追及せず、教科書でさえ「原爆が投下された」とまるで空から降って湧いたかのような主語無しの受身形が主流となる中、石破さんはこのタブーを破り、「誰が」原爆を投下したの… pic.twitter.com/zkzeGb2hiH
— ロシア在住です (@jupiter_russia) October 12, 2024
今日ロシアのメディアで石破首相がかなり話題になっていました。
日本政府は戦後、広島・長崎への
原爆投下における
米国の責任を追及せず、
教科書でさえ「原爆が投下された」と
まるで空から降って湧いたかのような
主語無しの受身形が主流となる中、
石破さんはこのタブーを破り、
「誰が」原爆を投下したのかを
ハッキリと口にしたというものです。
西側メディアとは違った視点で面白いですね。
石破首相は「核兵器のない世界を作りたい」と強調し、
「小学6年生だった時、米国が広島に投下した原爆による
破壊の映像を見た時の衝撃は忘れられない」と語ったようです。
(ロシア語からの翻訳なので実際の発言とは
少し違うかもしれません)
ロシアの有識者の間では、
彼の安全保障に関する発言は単なる
国粋主義者に媚びるポピュリストのレトリックで、
どのみち従来の対米依存は
変わらないという意見もあれば、
否、この人は独り立ちできる政治家で、
激化する情勢の中、従米のタブーを破り、
独立国としての立場を明確にし、
国益に見合った自国の防衛を
真剣に考えているのではないか、
との見方もあります。
さてどちらでしょう。