ミネラルウォーターからPFAS検出 水道水の暫定目標値超える濃度

朝日新聞社 によるストーリー

 

 

神戸市役所

神戸市役所© 朝日新聞社

 神戸市内の企業が製造したミネラルウォーターから、健康への影響が懸念されている有機フッ素化合物のPFAS(ピーファス)が検出されていたことが5日わかった。

 

食品衛生法上の基準はないが、水道法の暫定目標値(1リットルあたり50ナノグラム)の最大約6倍に相当する濃度。市の要請を受けて企業側が対応し、現在は目標値以下に収まっているという。

 

 

【写真】水道水に利用されている明石川流域。目標値92倍のPFASが検出された

 兵庫県明石市議会の辻本達也議員(共産)が神戸市に情報公開請求し、公開された資料を元に朝日新聞が市に取材した。市は企業名や商品名を明らかにしていない。