大手メディアは、相変わらずロシアを悪者に仕立てているが、ロシアは、米ドル支配の金融マトリックスから脱出したようです。
  

   Telegram White Hats情報をもとに、一部補足しながら、お伝えします。

 

 ドルと指導者殺害の歴史

 

イラク

 かつて、イラクのサダム・フセインは、少数民族の虐殺という独裁政治を行っていた半面、石油で得た利益をもとに、国内のインフラを整備し、農業を近代化するという功績がありました。

 そして、イラクで採掘される石油を国有化して、外資を追い払いました。

 

 その後、イラクでは、「石油の取引で米ドルは受け取らない」と宣言すると、2カ月後にイラク戦争が勃発し、サダム・フセインは殺害されました。

 米ドルを維持するために、多くの戦争が始められたのです。

 

リビア

 カダフィ大佐は、中東の民主化運動「アラブの春」で政権が倒れるまで、42年間にわたってリビアを支配していました。

 カダフィ大佐は日本で報道されているのとは正反対で、国民から絶大な支持を受けていました。

 

 当時、教育費は無料、医療費も無料、電気代も無料、ガソリンはリッター10円、しかも税金がゼロでした。

 

 リビアは、中央銀行に加入していませんでした。豊富な資源があり、そして新しい通貨を作ってアフリカ合衆国を創る構想を立ち上げていました。


  しかし、空爆でリビアは破壊され、カダフィー大佐は殺され、その後ロスチャイルドの中央銀行が作られたのです。

 

 金本位制

  ロシアは、かなり前から米ドルからの脱却を計画していたようです。次のグラフは、ロシアの米国債と金保有量との関係を表しています。

 

  金保有量を毎年増加させる一方、2013年から米国債を減らしつつ、2018年には米国債を一気に売り払っています。だから、例え米ドルが無価値になっても影響はほとんどありません。

 

(ソースeconomist online 2020/3/16より)

 

 今では、ロシアには、金によって完全に裏付けされたルーブルがあります。

 

 SWIFTからCIPSへ

  表のニュースでは、ロシアは、SWIFT(国際銀行間通信協会)システムから排除されて、貿易の決済が困難になっている。そのため、非常に厳しい経済制裁下にあると報じられています。

 

  つまり、貿易の決済ができなくなるため、資金回収や支払いができず、部品や製品を調達できなくなることが懸念されているというわけです。

 

 

  では、実際のところ、ロシアはSWIFTから外されて苦境に陥っているのでしょうか。 

 

  ロシアは、SWIFTから外されることは、始めから想定済みだったでしょう。

 

  ロシアは、国際間決済においては、SWIFTの代わりに、CIPS(国際銀行間決済ネット)を使うことにしています。

 

  では、このCIPSとは、どうゆうものでしょうか?

 

   一般的に、CIPS(シップス)は、「Cross-Border Inter-Bank Payments System」の略で、中華人民共和国の人民元の国際銀行間決済システム(国際決済システム)とされています。

  

   表のニュースでは、「取引量の少ないシステム」という印象で報じられていますが、実は、このシステムに世界の29カ国が2014年に条約を締結しています。(whipLash347より)

 

   邦銀(みずほ、三菱UFJ、三井住友のメガバンク3行)も加盟しています。

   このCIPSは、決してローカルなシステムではなく、QFS(Quantum Financial System)の中で稼働します。

 

  QFSは、国境を越えた銀行間決済システム(CIPS)の構築を目的とした仮想プライベートネットワーク(VPN)で、金または資産担保証券の送金のための新しいグローバルネットワークをカバーすることを目的としています。

 

  CIPSを通じて自国通貨の価値がリセットされ、いずれ、すべての世界の国の通貨は同じ価値になるでしょう。

 

 つまり、1ドンの価値は1ドル、あるいは他の国の通貨の価値と同じになるのです。

 

 グローバル・リセットは、通貨を安定させ、政府や企業による通貨操作の対象外となるため、利益を目的としたFX取引はほとんど意味を持たなくなることを意味します。

 

 米ドルの崩壊

  闇側が、お金を生み出す方法の一つがSWIFTでした。

 

  SWIFTは、送金手数料が高く、送金日数もかかりますが、闇側は、送金のタイムラグを利用して、為替運用しているとも言われています。

 

  当然、手数料や運用益は、グローバリストの懐に入ることになります。

 

  しかし、SWIFTが使われなくなると、米ドルで決済する必要がなくなり、原油を始めとする国際間取引で米ドルが無くても良くなります。つまり、米ドルは基軸通貨としての地位から落ちてしまうのです。

 

  だから、ロシアが本格的に、各国とCIPS(リアルタイム送金可能)を使って取引するようになると、SWIFTが使われなくなるばかりか、米ドルの価値が下がることを意味します。

 

  これまで、グローバリストは、お金の力で、国や人々を支配してきましたが、ロシアは、米ドル(不換紙幣)を崩壊させました。今、DS支配のアメリカは、存亡の危機にあり、ヨーロッパもそれに続くでしょう。


 米ドルは(ほとんど)破産している一方、グローバリストの支配下にある米国政府は、生きながらえるため暗号通貨までもを規制しようとしています。

 

「アメリカは新法なしで暗号資産を規制できる」米シンクタンク指摘 | あたらしい経済アメリカ進歩センター、米国が新法なしで暗号資産を規制できる可能性示唆 米規制当局が暗号資産をはじめとしたデジタル資産を監督下に置く際、新たな議会立法をせずに既存の法律をほぼ利用ができると、ワシントンで最も影響力のあるリベラル系シンクタンクが3月1日発表した。 証券取引委員会(SEC)や商品先物取引委員会(CFTC)などの機関は、シンクタンクであるアメリカ進歩…リンクwww.neweconomy.jp

 

  今、闇側は、支配力の源泉である米ドルの価値を維持すべく、ウクライナ紛争を長引かせて、全面戦争にもっていこうと懸命になっています。
 

 マトリックスからの脱却

 ロシアはマトリックスから抜け出す方法を知っていました。

 腐敗した金融システム、メディア、インターネットを捨てて、NWO、EU、アメリカ、NATO、国連、CERN、WHO、CIA、MOSSADを暴露しています。

 グローバルエリートの邪悪なピラミッドが、完全に破壊されようとしています。

 ロシアは、これまで何世紀にもわたって囚われてきたマトリックスから抜け出して自由な世界を実現しようとしているのです。

 

   本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。