(再) 「築地戎湯」
(平成29年3月31日入浴)

兵庫県民でも意外に知らない人が多い温泉銭湯。

その中でもおすすめしたいのが「築地戎湯」!



視覚 強めの黄色、湯面に細かい気泡
味覚 甘味、金気味、微たまご味
臭覚 金気臭、微硫化水素臭、甘い油臭
触覚 細かい気泡が付き、拭うとすべる
   湯自体にも微ツルツルがある
   湯を握ってもサラッと抵抗なし

コンディションなのか、以前より気泡の付き方が少なく感じたが、相変わらず金気を含んだ甘い油臭微硫化水素が湯口から香り、嬉しくなってしまう。

浴槽内部では湯温維持の為の循環がなされているが、堂々たる掛け流し量が爽快。

お隣は西宮市の「浜田温泉」と双璧だと思う。
色や香りにおいて、甲府市の「国母健康ハウス」を彷彿とさせるモール泉



自分の中で、2大モール泉は、韮崎市の「韮崎旭温泉」と、神戸市の「おとめ塚温泉」と思っている。

「築地戎湯」は、泡の付き方において上記2湯に一歩譲る。
やはり源泉湧出地との距離と湯の入れ方の違いが微妙なを生んでいる。

具体的には、「おとめ塚温泉」は湧出してダイレクトに足元からも上からも狭い浴槽に投入しており、「韮崎旭温泉」は加温なしで大量投入、ぬる湯にこだわっている点。

しかし「築地戎湯」には上記2湯を上回る点がある。
それは内湯にも、露天にも掛け流し浴槽があり、なおかつ適温に保たれている事!

神戸市、西宮市、尼崎市、大阪市を思い浮かべてもなかなか出てこない!(しかも銭湯料金)




源泉名 戎の湯
泉温 42,7℃
pH 8,1
成分総計 0,434g

陽イオン計 105,6mg
ナトリウム 99,7mg (93,57%)
カルシウム 3,4mg (3,66%)

陰イオン計 273,5mg
炭酸水素 261mg (92,65%)
塩素 10,7mg (6,54%)