最近読んだ本「虹の岬の喫茶店/森沢明夫」 幻冬舎文庫


6つの短編からなる作品です。
でもすべてに繋がりがあり、ある短編の登場人物の少し先の未来がその後の短編で描かれていて最後まで楽しめました。


この喫茶店に訪れる様々な人達。皆、それぞれに苦しさだったり、息詰まる思い、行き場のない感情を持ってこの喫茶店に訪れます。
美味しいコーヒーと音楽、そして喫茶店のマスターである悦子さんとのおしゃべりを経て、この店を出るときには、訪れた時とは少しだけ変化した自分になって、新たな一歩を踏み出して行く。

読後は清々しい爽快感というよりは、なんとも心地よい暖かな気分になれる、そんな作品です。

喫茶店のマスター、悦子さんは、お客様に合った音楽も提供してくれます。
それぞれのお客様に選んだ曲が、各章のタイトルになっているので、その曲を流しながら読むと、ますますこの物語の雰囲気を楽しめるんじゃないかな、と思います。

私は結構、悩んだり落ち込んだりしやすい性格なので、ああ、こんなお店が私にも見つかればいいなぁ…と割と本気で思ってしまいました。
あるいはこんな喫茶店を開いてみたいな、とも。(そんな資金はないけれども;)
もし、私がこの喫茶店に行くことができたなら、悦子さんは一体私にどんな音楽をかけてくれるだろう…。

あとはやっぱり「コーヒー」ですよねー!
たまにはちゃんと豆をひいて、美味しいコーヒーを頂きたいです♪
1週間頑張ったご褒美として自分を労わってあげるのもいいかもしれません。(面倒でなかなかやる気になりませんが^^;)
予定のない休日に音楽とコーヒー、この両方を味わいながら読んでみることをオススメします♪


虹の岬の喫茶店 森沢明夫

※今回はインスタントコーヒー。次に読む時はちゃんと豆をひいて美味しいコーヒーをお供にしようと思います。

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