気がつけば12月。
今年も1ヶ月を切りました。
早い…
何だか急に気忙しくなってきておりますが、焦らずゆっくり丁寧に生活しよう。


さてさて、先月のことになりますが、益子町の陶器市に行ってきました。




陶器市初日はすごい人!

道路が大渋滞で、どこの駐車場も満車で車を停めることができない…

私だけ先に車から降り、ちょっと内側の道路をウロウロして駐車場を探していると、満車駐車場の管理人さんに声をかけられました。

「駐車場を探してるの?もうこの時間だとどこも満車でしょう。」

と…

ですよね〜なんて言いながら世間話をしていたら管理人さんが、

「空きが出たら電話してあげようか」

と!!

なんと嬉しい!!

お礼を伝え主人が運転する車に戻ろうとすると、すぐに電話が。

「空いたよ〜。ゆっくり焦らずおいで〜。」

と、管理人さんからの神の声。

車は渋滞でなかなか進まなかったのですが、その間も管理人さんは他のお客さんに

「一台空いてるんだけど予約なんだよね、ごめんね〜」

と断りつつ待っていてくださいました。

本当に有難い人との縁。

なんだか良い日になりそうな始まりでした。






やっとの思いで車を停めて、まずは旧濱田邸登り窯を見学。


階段状に築かれた登り窯。





1番下の窯から薪で焼成されます。





以前、朝ドラの「スカーレット」では登り窯が舞台になっていたり、原田マハ 作「リーチ先生」では陶芸家の情熱を深く感じていたので、窯を見ているだけで胸が熱くなってきます。





様々な作家さんの…





様々な作品でうっとり。





日下田藍染工房も見学しました。





以前体験したことのある藍染。

藍の香り、久しぶり。





藍の染め物は優しい色合い。

心が落ち着きます。





お昼は、就労支援事業のスパイスカレーキッチンカーで身体がポカポカするカレーをいただきました。





そして、悩みに悩んで悩んで…

今回お迎えした焼き物は、こちら。





お湯呑み。





カレー皿たち。

沢山購入したら、素敵なエコバッグもいただきましたよ。


とても良いご縁と、良い焼き物に出会えた陶器市。

来年はもっと早く出発して、また新しい焼き物をお迎えしよう。





つきちゃんの部屋んぽ。




ちょっと換毛のお尻付近。






床暖で気持ちいいね*





* 宮下奈都 静かな雨

文學界新人賞佳作に選ばれたデビュー作。

「静かな雨」
足が不自由な行助が、たい焼き屋さんのこよみに恋をする。
そんな時こよみは、交通事故の巻き添えから脳に損傷をおい、新しい記憶を留めておく事が出来なくなる。
こよみが忘れても、行助が覚えている過去や未来。
不安に思いながらも、二人が重ねていく時間が丁寧に描かれている作品でした。

「日をつなぐ」
愛し合った二人が結婚し、夫の勤務先へと引越し、孤独の中で出産と育児をする。
出産と同時に自分が主役ではなくなる自分の人生。
狭い世界の中での生活。
自分が若かった頃と重なり、とても共感できる物語でした。