・・・私は登らないまま下で騒いだ(笑)
その後は・・・
《極限で似るものの家》
屋根が岐阜県の地図になってて、中にも壁を越えてトイレやお風呂がある変わった家。
斜面をあっちこっち歩きまくった。
前を歩く人が「ここ気をつけて下さい」って言ってくれて、ちょいちょい人の優しさに触れた。
ふと、私の目に結構な斜面のアートが飛び込んで来た。
おいおいと。
登れねぇぞと。
この運動靴にみせかけたローファーでは無理だぞと。
後輩→先輩→私の順番に斜面を登って行った。
途中意外にイケると思って、調子こいて先輩を抜かした。
後輩がすごい速さで登るから、私もついて行った。
そしたら先輩が後ろから
「写真とりまーす」って言ってカメラを向けてきた。
待て待てと。
そんな余裕私にはない。
その1分後・・・
私は案の定ズルズルと体が滑って行き・・・気付いたら完全に体がどうしようもない体勢に。
わかりやすくイラスト参照:
誰かー!!!!
おーい!!!!誰かー!!!!
すごいよ、この状態から立て直せんの。
先輩が泣いて笑っていたが、先に助けてくれーって(笑)
先輩が下に回り、後輩が上に回り助けてくれようとしたが、どうしてもズルズル下がっていく始末。
早く助けてくれー!!!!ロングコートが汚れるー!!!!
3人で大爆笑。
最初から分かってたけど、靴が滑ってるんだぞー!!!!助けてくれー!!!!!
しまいには靴が脱げ、しかもストッキングという最悪の状態。
滑るー!!!!またストッキングが余計に滑る!!!!!助けてくれー!!!!
今度は巻いてたマフラーが取れ、それを踏んで滑る。
もう・・・なんか・・・助けてくれー!!!!
このまま下に落ちた方が早いのか?とすら思った。
そんなこんなで2人に助けられ、やっと助かったが、テンション一気にだだ下がり。
2人がすっごい笑ってくれたのは嬉しいが←芸人発想。
普通に落ちて怪我をするところだった。
~③へ続く~



