近年のグローバル化で、小学生のうちから海外旅行やプチ留学をさせたい
と思っている親御さんが多いみたいですね。
でも、それが流行っているからって、親の想いが先行しちゃうのもどうかと・・・
・早いうちから英語力を身につけて欲しい
・自分のことは自分で考え行動する自立心を持って欲しい
・国際人として必要なスキルを身に付けて欲しい
などなど、どうしても期待しちゃうんですよね。
いや、全然こう思うのが悪いとは言ってません。
私も親としてそういう想いは持っていますから。
ただ、海外に行くとなると
行くのは親ではなくてお子さんですよね。
その子が本当に海外に行くことについて興味を持っているのか
それをまず最初に考えないといけないと思います。
もし、お子さんが興味がなかったり
親と離れて１人で海外に行くということに抵抗があるのなら
無理強いしないほうがいいですよね。
お子さんの性格にもよりますしね。
特に小学生だと、親と一緒ならしっかりやれても
自分に１人になってしまうと、案外フラフラ危うかったりするんですよね・・・
うちの子はこのパターンです
そして、留学の目的です。
英語力をつけさせたいわ、と思われる方も多いかもしれませんが
正直なところ、数週間～数ヶ月海外に行くだけでは
英語力はつきません。
英語力をアップさせたいのなら
それこと国内でもたくさんやれることがありますからね。
小学生にプチ留学をさせるのなら
語学というよりも
生活様式の違いとか、考え方の違いとか
日本との違いに気づかせてあげたいし
逆に、国は違ってもみんな思うことは一緒なんだ～
ということにも気づかせてあげたいなと私は思います。
また、留学の形態もいろいろです。
小学生ということを考えると
夏休みのサマースクールが一般的ですかね
１～２週間くらいのものが無理がないようです。
ホームステイを考えているのなら
ステイ先をしっかり選択しましょう。
けっこうステイ先が悲惨だった・・・という話をよく聞きますから。
プチ親子留学というのもありますよ。
最近多いのがフィリピンのセブ島。
アジアですから費用の面でもいくらか割安になりますもんね。
小学生のうちにプチ留学を、と考えているのなら
本人の意志を確認し、どんな目的で行かせるのかを明確にし
さらにそれに沿ったプログラムの吟味をしたいですね