四国のとある県庁所在地で8月10日近くにおこなわれるお祭り。
この説明会と、出場順? を決める抽選会が
6月の最初の土曜日の午後いちにあった。
送られてきた文章は、この説明会にでないと参加できない、とも
とらえかねないもの。
金曜日から土曜日にかけて大雨になることは何を見ていても明白だった。
でも、ムスメたちは、説明会に参加しないと出られないからということで
どんなに無理をしてでも行こうとしていた。
そのやり取りをみて、本当にそうなのかと祭りの運営者にメールをしたら
(金曜日の大雨のときに)
「明日は、天気なので、お気をつけておこしください」との返事。
すでに、あちこちで線状降水帯が発生し、川が氾濫し始めていたというのに。
ここで「無理をしないでください、連絡いただければ当日参加しなくても
8月の本番には出られますから」となぜ、この運営は返答できないのだろう。
結局、ムスメたちはレンタカーをキャンセルすることもできずに
それで部費が無駄になるからと、金曜日のあの大雨の夜の出発にかじを取ることになる。
まつりの運営者じゃらちが明かないと思い
その自治体のお祭り担当に、午後15時過ぎに電話する。
「あ、こちらは明日はお天気がいい予報なので」
「でも、お祭りの参加団体は半分近くが県外ですよね? その方たちに無理して来いと?」
「文章を読むとそうとらえかねないですね、調べます」
しばらくして
「運営側に聞いたら、欠席すると電話があれば、説明会に来なくても、8月には参加できるそうです」
この段階でも、まだこんな調子。
新幹線は止まり、ものすごい雨の被害が広がっている段階で。
HPに「無理に来るな、連絡もらえれば、8月は参加できる」という掲示もなし。
イベントをする資格なし、と思った、この自治体に。
そして、時々起きる大きな惨事は、こういった危機管理のなさが引き起こすんだろうなとも。
わたしは、何かあったらお祭りそのものに参加できなくなるし
この雨だと、土曜日のその時間には着かないから、とムスメを説得。
結局、ムスメだけ新幹線で向かい、ほかの人はやはり参加できなくなる不安がぬぐえない
ということで、車で向かった。
が、説明会が行われる時間はまだ、愛知を抜けたくらいだった、高速が通行止めで。
そして着いたのは説明会が行われる日の夜。
ムスメは新幹線が動かないことで行くのを断念。
ムスメたちだけでなく、多くの県外から参加の団体も
説明会に参加できなかったであろう。
新幹線は動かなかったし、前日の雨でその県の列車も脱線事故を起こしていたし。
それでも無理して向かった人はいたと思う。
なぜ、この自治体はこんなにも想像力がないのか。
お祭り名を明かしたいが、何かあると困るのでそれはしない。
結局は自己責任ということなのだろうか。
腑に落ちないでいる。