ときどき、思うことがある。

例えば職場。

いま、いっしょに働いている人とは、前世でもいっしょだったことを前提に考えると、

 

女性が多いから、どこかの遊郭でいっしょだったかもしれない。

パワハラのあの人は、足抜けしようとする売れっ子遊女を

どうにかしてできないように細工し、

売れない遊女には仕事を与えずにさらに堕ちるように仕向け、

売れない遊女にやさしい従業員(こういう言い方ってあっているのか)には

いまと同じくパワハラで、精神的に負いつめた悪人だ。

生まれ変わってもおんなじね。

 

こんな想像すると、頭の中は楽しくなるので、心が鎮まる。

 

なんでこんなことを書いたかというと

ムスメ、小学校受験で受かったけど行かなかった国立がある。

(家より西のほうにあって、私の職場から遠くなること、

そしてランドセルじゃなかったことで、迷いに迷ってやめました)。

中学受験でも受かったけど行かなかった公立中高一貫校がある。

(その自治体に住むことが条件だったが

急な義父の死に伴い同居予定の義母の認知症が一気にすすんだため

義兄一家が戻ってきて同居できなくなった)

さらに、補欠が繰り上がらなかった学校もある(今の高校と縁深し)。

 

ところがだ。

高校に入ったら

小学校受験で行かなかったところからの生徒が、とー---っても多かった。

(ムスメいわく、一番の勢力だそうだ)

あのとき通わなくても、出会う運命、

前世からのつながり? と思ってしまうほど。

さらにいえば、今後通う予定の大学には

行けなかった(補欠繰り上がらず)中学の生徒も少なからず来る。

行けなかった(同居できずで)中学からの進学者もわりといる。

 

そう考えると、おもしろいものです。

特に、公立一貫校の受験は印象深かったらしく、

しかもいっしょにプレゼンテーションした仲間8人のうち5人が受かっていて

いまでも、あの人たちと学びたかったというくらいなので

その中の一人でも大学で会ったら(忘れていると思うけど)

それはそれですごい!

 

ま、そういうことをさておいても

現世のわたしと、お付き合いしていただいている方は

江戸の長屋でおとなりどうしだったかもしれないし

お食事をともにするおともだちは

秀吉の茶会にいっしょによばれた姫仲間かもしれない。

 

なーんてことを、小さなころから想像するのが好きな、あらかんなわたしでした。