昨日『植物図鑑』という映画を娘と観ました。


 ここからは、ねたばれも含むのでこれからのあらすじをしりたくないかたは…


 娘が、学校の友だちがよかったっていっているから

 観たいといったので行きましたが、結論

「これまずいでしょ!」



 だいたい、自分のマンション(アパート、団地)の駐輪場に

 見知らぬ若い男性が、お腹すいて死にそうといっているからといって

 家に入れる? 一人暮らしよ、OLの。

 ありえないでしょ! しかも夜だよ!


 このシーンから始まるんだけど、すでにこの段階で、心の中でつっこみまくり。


 駐輪場にいるのが女性だって家に入れませんよ、わたしは。


 そうして出会った男女が、いつのまにか恋愛関係に

 っていう映画でしたが、

 たまたーーーーま、

 割と金持ちの、イケメンで、そして性格もよく

 料理がうまい男性で、

 お互い思いを寄せ合ってうまくいったけど


 これはたまたまだってことを

 ごくまれな話だってことを

 娘にはちゃんと伝えねば、と思った次第。


 グリム童話でもあるまいし、

 そんなうまい話はありません。

 

 一応娘に、あなたも家に入れるか? と聞くと

 「それはない」

 といったけど、

 「おお、イケメン!!」

  とか思った場合はどうなるやら。


 ちょうど、東大生のひどいサークル事件の公判が始まったニュースが流れてるけど、

  こういう映画観て、すてきドキドキ

  って思って、純粋に育ってしまうと、のこのこと飲み会についていき

  ひどい目にあう! っていうこのご時勢。


  こういう映画、罪深いと思う。


  むしろ(観てないけど)『ヒメノア~ル』みたいのを観て

  擬似恐怖を味わっていたほうが警戒感は育つのでは、と思うんだけど。


  ヒメノア~ル、R指定だけど

  女の子には見せたほうがいいかも、なんて思うのはおかしいのかしら!




 ちなみに、もし、駐輪場でお腹すいて倒れそうな人を見かけたらどうするか、と娘に聞いたけど

「うーん、わかんない」


 その場合は、

 ①近所の知っている人を呼びに行く

 ②またはけいさつに電話する。

 ③または家の中から食べ物を持ってくる、あたりが普通の行動だと思うけど

 

 ①はともかく、②は場合によっては逆恨みされるかもしれないほど

 最近は病んでいる人が多いし

 ③にいたっては、②の反対で、勘違いストーカーになることもあるし……


 危機管理を教えるのは難しい!