案内人は、苦笑い的な 表情を 見せながら、説明を 続けた。

「この海域は 悪天候のため ほとんど 船舶の 往来は ないのですが、ごくたまに 外国船などが 嵐に 巻き込まれて、救助を 求めてきます。我が国は、国内外に 関係なく 難破船などの 救助活動を モットーと しておりますから、各地点にある 海難救助基地から 助けに 向かいます。主に、そのための 通信だと 思ってください。」

「はい。…。とても 大切な 仕事なのですね。」

「そうですよ。そうゆう仕事に 就くことを、誇りに 思ってください。あなたは、この国の 多くの 人民の中から 選ばれたのですから。」

「ええ、本当に そうですね。」

僕は ますます、責任感と 供に 緊張で、顔が 強張りそうになった。


つづく