こうやって今年もチョコを作れる幸せ。
毎年、心のどこかに来年の不安があるのは確かで。
一緒にいる時間も、言葉だって少ないけど。
ただ真っすぐに言わないだけで
その言葉にたっぷりの愛情が詰まってるのを感じてる。
そんなかずくんは、
甘いものは好きじゃないけど。
毎年めげずに手作りしてる。笑
作れば、まぁ美味しそうにではないけど。笑
一応うまいって言って、食べてくれるもんね。
今日はベイストの収録だけだったとかで
もう家に帰ってきてる。
もちろん、ゲーム中。笑
私はせっせと、バレンタインのチョコ作り中。
あーでもない、こーでもないと
ブツブツ言いながら作ってると、
かずくんが笑って言った。
『そういうのさー、普通俺にナイショで作らない?』
『え…。い、いいのっ。』
言われてみればそうだよね。
でも、少しでも一緒にいたくて。
ただそれだけ。
でもそう素直に言うのが恥ずかしかった。
『そうですか。まぁいいけど。笑』
…私の気持ち、全て見透かされてる?
全てわかってますよ?
な笑い方をして、またゲームをし始めた。
私はそんな空気を変えようと、話を逸らす。
『ねぇねぇ?最近嵐みんなで甘いもの食べること多いよねぇ?』
『うーん、なんだっけ。』
ほら。
とことん執着しないんだ、この人。笑
『しやがれのスイーツ男子とかさ!
あ、あとこの間あれやってた! あのJALのCMでみんなでお饅頭食べてるやつ!!
美味しそうだったなぁ~。』
そういうと、
『…アナタ、普通に”嵐ファン”だよね。笑』
こっちを見てそんな事を言って、
また笑った。
『あ、バレてた?うん。大好きだもん!』
断トツの二宮和也ファンだけど、嵐が大好きなのは譲れないの。
だからかな?
1人のお仕事の時よりも、やっぱり
嵐としてのお仕事をしているかずくんが1番好き。
かずくんが、嵐で良かった。
リーダーがいて、翔くんがいて
まーくんがいて、潤くんがいて。
嵐が、あのメンバーで良かった。
そんな事を考えながら、自分でも無意識のうちに口ずさんでいたこの歌。
『♬ 誓えるよこの愛を~ 100年先も~
笑顔が咲いてますように…』
『また5×10。笑』
呆れたように笑いながら、キッチンに来るかずくん。
『また、って。笑
そんなに歌っ…』
そこまで言いかけた時、かずくんの唇で
その先の言葉を塞がれた。
『あっま!!』
あ、味見ばっかしてたのもバレた。笑
『そうやって支えてくれる、アナタの笑顔も100年守らなきゃね?』
嵐というおっきな愛で包まれているかずくん。
そんな愛をいっぱい受けているかずくんから
そんな愛と変わらないくらい、おっきな愛で
包み込まれた。
永遠が、ほら永遠が
私とかずくんに生まれた気がした。
*END*



