私が癌であることを知ってから初めて会う同級生もいました。
以前から友人達には私が癌になったことは積極的に話すことはないけど隠す必要もない。機会があれば話してくれていいと伝えてしました。
知ってから初めて会う人の多くはまず「体調どうなん?」と聞いてきて、私は発覚から手術までを簡単に話をしました。みんな励ましてくれました。
「医療は進歩してるから大丈夫よ」「自分の周りの〜はなってから〜年経ったけど元気になってるし」と前向きな励まし方をする人もいれば「抗がん剤の治療、大変じゃろ、家族も辛いよね」と同情?寄り添った言い方で励ましてくれる人もいました。
多くの人が気にかけてくれてありがたかったです。

つい涙をこぼしてしまった時もありました。


ブログを見てると癌になって周りからの発言に不満を言う人をよく見かけます。
「大丈夫、よくなる、がんばって」と言われて「癌になってない人にわかるわけない、もう十分がんばってる」とか。
寄り添った言い方をする人には「かわいそうだと思われたくない、同情されたくない」とか。

私はどちらにも不満はありません。

不満どころか今回のクラス会ではこのどちらもありましたが、素直にありがたいと思いました。

癌になって、この年になって、人に感謝すること、多くの人に支えられていたんだと気付くことができました。