2023年12月15日

 

妻がケーキを作っていました。

 

何かあった?って聞くと1周年記念だそうです。

 

そうです。

ちょうど1年前の2022年12月15日 病院で癌宣告を受けた日です。

 

私はしっかりと覚えていたけど、妻がその日を覚えていたと意外でした。

 

あの日から1年、あっという間でした。

間違いなくこの1年は私のこれまでの人生で怒涛の1年でした。

 

1月末で祖父の代から続いてきた事業を廃業して、治療に専念することを誓いました。

2月~4月初旬 病人の自覚がないくらい元気で旅行に行ったりして今までできなかったことを謳歌していました。

4月中旬 食道狭窄が再発

5月初旬 食道狭窄拡張手術をしたことにより食道の裏側が破れ緊急手術

5月中旬 足の痛みが出始め大腿骨への転移が判明

6月 大腿骨への放射線治療開始

7月~8月 抗がん剤点滴再開による副作用プラス夏ばてにより食事がとれず体調最悪に

9月 足の痛みが再発して放射線治療を受ける

10月〜12月 足の痛み治まらず臀部から腰に広がり痛み止めを服用しながら生活を続ける


昨年、癌宣告を受けた時は2024年を迎えられないと思ってました。

今年もあと2週間。この調子だと新年を迎えられそうです。

新年になったからといって体調が良くなるわけでもないけど。

何よりも妻にどれだけ感謝してもしきれないくらいお世話になりました。

自分の人生で1番の成功はこの人と結婚できたことだと確信しています。