東京都内のゲンゴロウが絶滅したそうです。ふらここです。
6月30日に12年ぶりに改定された「東京都レッドリスト」によるとゲンゴロウ(ナミゲンゴロウ)が東京都内から絶滅したそうです。
とはいえ、今回改訂された「東京都レッドリスト」は島嶼(とうしょ)部を除いた都内で絶滅したか、絶滅の恐れのある野生生物を掲載したものなので小笠原諸島などは入っていないのではないかと思います。
ナミゲンゴロウとは体長3.5センチ~4センチの国内最大のゲンゴロウです。かつては全国の池沼や水田で見られ、食用としていた地域があったほど身近な水生昆虫です。
アズマギクなどが絶滅種となり、ニホンヤモリも絶滅危惧種に指定されたそうです。
この「東京都レッドリスト」はインターネットで閲覧することも可能なのですが、名前を知っている花もリストに入っていたりと、どんどん自然から失われていくのだと思い知らされます。
去年開催したかえる展の時にもかえるは環境に敏感な生き物であることをお話しましたが、かえる以外にも色々な生き物が身近な環境から消えていってしまうのかなぁとしみじみと感じました。
ご興味のある方はこちら をご覧ください。
そんなかえるですが、今日はかえる展の出展作家さんにかえる巡回展in新橋のお知らせを今回はファックスにて送る作業をしました。
今回はもう日がないので、ファックスで失礼してしまいました
前回のブログ絵本タイトルは『やかまし村の子どもたち』 (アストリッド・リンドグレーン:作 イロン・ヴィークランド:絵 大塚勇三:訳/岩波書店)でした。
飯舘村は人口は少ないものの広い村でしたが、このやかまし村は本当に小さな小さな村です。だから村の子どもたちはみな兄弟のように育ち、毎日楽しくやかましく、そしてすくすくと伸びやかに育っていくのです。
小学校高学年向きの本ではありますが、読む力のある子ならもう少し早い時期でも楽しめると思います。