今日は暖かくなりました。ギャラリーここ!ふらここです。
ここ数日間の天気が良くなかったので、今日はどこのおうちも風に洗濯物がたなびいていました。
そして暖かくお天気のいい日は皆さん遠出をしたくなるのか、ふらここの前には人通りがあまりありません
ふらここは表通りから1本入った所にあるためか、なかなか通りすがりの若い方が入ってきてもらえないのがさみしいです。
若い人たちにも何かを伝えてくる『ルート66写真展』も興味を持った人が周りにいないと入ってきてはくれないのだろうなぁと思います。
今日から白百合女子大学図書館
で『かえる』巡回展が始まりました
今回は残念ながら一般公開はしておらず、関係者の方は事前にふらここまでご連絡いただければと思います。かえるの原画を描いていただいた作家さんのご家族やご友人、出版社の方も関係者として含まれますので、お気軽にご連絡いただければと思います
なんだかついこの前ブログに、陽が落ちるのが遅くなったような気がしますと書いた気がするのですが、もう陽が落ちるのが早くなってきました。
もう10月もあと数日で終わりですし、月日が経つのは速いなぁとしみじみしてしまいます。
昨日のブログタイトルは『風が吹くとき』 (レイモンド・ブリッグズ:作・絵 さくまゆみこ:訳/あすなろ書房)でした。
この作家さんは『スノーマン』や『さむがりやのサンタ』が有名かなと思いますが、いずれもマンガ風のコマ割りをした絵本を書かれています。
この『風が吹くとき』の風とは原爆が落ちた時の風です。絵も登場人物の会話もユーモアたっぷりでほのぼのしているにもかかわらず(ほのぼのしているからこそ?)その内容の辛さがじわじわと伝わってきます。
人里離れた場所で優雅に暮らしているからこそ、周りの人がどうなったのか、自分たちはどうなってしまったのかという情報もなく、何もわからないうちにラストを迎える老夫婦はもしかしたら過去の原爆の時、核実験の時にいたかもしれない人たちでもあるのだろうなと思います。