あんなに朝から暗くなるまでいい天気だったのに、また外は結構な強さの雨です。
最近寒さのためか、師走が近いからか、めったに足を止めてここ!ふらここの中をのぞく人や中に入ってくる人がいません。
それでも皆さんへお送りしたチラシや図書館などに配布したチラシを見てきてくださる方がいらっしゃることに感謝です。
今回の北井一夫さんの写真パネルは水彩画用の紙に印刷されているので、輪郭などがぼんやりとしています。
空に雲が浮かんでいるものなどは本当に写真というよりは絵のような仕上がりで素敵だと思うのですが、いらっしゃった方の中にはぼんやりしていて好きじゃない。もっとくっきりしていた方がいいという方もいらっしゃいます。
こればっかりは、その人の感性の問題ですし、好みの問題なのでそんな意見が出てもそんな風に思う方もいる。というだけなのですが、やっぱり展示している側としてはちょっと残念な気もします。
いろんな感じ方があると知っていますし、全員がいいと思うものがあるとは思いませんが、展示してあるものを否定されてしまうと、それをいいと思った自分まで否定されているようで、いいと思う気持ちをその人と共有できないのが残念という程度なのですがσ(^_^;)
ギャラリー番をしていく中でこれからも展示してあるものをいいと思えない人と出会うということはあると思います。
それでも、同じ作品をいいと思う人も別の作品をいいと思う人ともたくさん出会い、他の人の意見に触れることで自分の価値観も広がっていったらいいなぁと思います。
人と出会い、その人と言葉を交わすこと、その人の価値観に触れることで自分とは違うものの見方を学ぶことができるのだなぁと改めて感じた出来事でした。
まだ北井一夫さんの写真をご覧になっていない方も、ぜひいらして頂いて、実際に写真を見てどう感じたのか教えてもらえたらうれしいです。