ペンキも塗り終わり、ここ!ふらここの内装工事はとりあえずおしまいです。
ところで、皆さんは今公開中の「闇の子供たち」という映画はご存知でしょうか。子ども買春・子どもポルノ・人身売買といった、世界中で密かに、しかし確実に深刻化する問題を真正面から描き出した作品です。
ここ!ふらここでは今度の8月25日から9月7日まで、日本ユニセフ協会からお借りした反人身売買のパネル展示をいたします。
人身売買をされないようシェルターの中で教育を受けている子どもの絵も展示しています。
出来れば目を逸らして見ぬ振りをしてしまいたい、重い題材かもしれません。でも、商品として売られてしまっている子供たちを買っている大人の中には日本人も含まれています。
日本でも、人身売買を行っていた過去は遠い昔のことではありません。
家族のため、少しでも豊かな生活を送るためにと信じて自分自身の体を売る子ども達のことを知ってもらいたいと思います。
最近知ったのですが、近頃は売春という言葉は使わないそうです。買う人がいるからこそそんな商売が成り立ち、何も知らずに都会に出てきた人が春を売らざるを得ない状態になっているのに、春を売っていると表現するのは間違っているということで、「買春」という言葉を使うのだそうです。