今日のここ・ふらここはちょっと趣を変えて今開催中の『もったいないばあさん』に関するお話を少し。
作者の真珠まりこさんは息子さんに「“もったいない”ってどういう意味?」と聞かれたことがきっかけで『もったいないばあさん』をお描きになりましたが、もし自分だったらどう答えるだろうと考えてみました。
とりあえず辞書で調べてみると、
もったいない(勿体無い)
有用なのにそのままにしておいたり、むだにしてしまったりするのが惜しい。
by大辞泉
と、あります。
でも、これだけではちょっと良く分からないですよねσ(^_^;)
『もったいないばあさん』では食べ残しや水の出しっぱなしを“もったいない”と言い、書き間違えた紙や短くなった鉛筆を捨てようとすると”もったいない”とやってきます。そして続編の『もったいないばあさんがくるよ!』と『もったいないことしてないかい?』では四季折々の行事などに合わせて“もったいない”ものをいかに使うかということが紹介されています。
『もったいないばあさん』のシリーズを読むと日頃自分ももったいないことをしてしまうのではないかとふと考えてしまいます。例えばこれから暑くなってきますが、マイ水筒を持ってくるようにすればペットボトルのお茶を買わなくてすむし、お金の節約にもなりますよね。その代わり冷茶を作る手間などがかかります。
お金がかかってもいいから手軽なペットボトルを買ってしまうか、ゴミとお金の節約のために少しの手間を惜しまず自分でできることはするか決めるのは自分です。
また、一昔前にはもったいないといろんな工夫をして暮らすことを“貧乏臭い”と敬遠されていたように思います。身の周りには安い使い捨てのものが溢れ、壊れたらすぐに買い直せばいい。そんなことが当たり前になっていたのではないでしょうか。
批判するつもりも、こうするべきだと主張を押し付けるわけではありませんが、この機会に『もったいないばあさん』とそのシリーズを読んで自分はもったいないことをしていないだろうかと親子で考えてみるのはいかがでしょうか。
意外なものが掃除に使えたり意外なものが食べられたりと、目からウロコの情報も載っていますよ(o^-')b
←仮・書籍販売コーナー。見易いようにレイアウトを考える予定です。
せっかくお祝いに頂いたお花。枯らしちゃったり来年花が咲かなかったら“もったいない”ということで心を込めてお世話中。でもこの花(胡蝶蘭)って初心者には手入れが難しいらしいんですよね