僕たちは世界を変えることができない。/葉田 甲太

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水曜日は レディス・ディ で 映画が 女性は 1000円でみることが できる日


作者自身の実話をもとにした 上の本の映画を 昨日見に行った。映画


主人公である作者が 学生時代に カンボジアに学校を 建てようという事を 思いつき

学生たちによびかけて 150万円をあつめて 実際に学校を 建てたというストーリー学校


実際に カンボジアへ ロケにいって、

ポルポト政権時に 大量虐殺された人たちの 当時の様子などが 展示してあるところや、 収容されていたところなどを ガイドさんの案内でロケされていた。

現地の学校の現状や、 子供たちの学校にいけない現状

地雷があちこちに 埋められていて 知らずに遊びまわって 被害をうけた人たちの様子など

いまのカンボジアの現状が 描かれていた。

ガイドさんの実体験や 彼のお父さんも強制収容所に 入れられ そこで亡くなっていった様子を 涙ながら話されていたのも 印象的だった。


ガイドさんは こういったことを 忘れないように 伝えていくことが 大切だから ガイドをしていると。カラオケ


そのロケを通して 素のままの 向井 理さんの姿が 印象的だった。

ガイドさんの体験を 向井 理として 受け止めておられたのが 画面にとてもよくでていた。

そして 子供たちにむけられた 温かい眼差しも。



この映画を 通じて


今 私たちは 日本で 比較的自由に生活できていることが ありがたいなと思った。


しかし、 


だからといって カンボジアの人たちが かわいそう と上からの目線で いえるのだろうか。

もちろん 快適な暮らしが できるに越したことはない


向井さんが 一人の男の子に 4色入りのボールペンを 一本プレセントしたらメモ

まるで 光がさしたみたいに 笑顔になって 「ありがとう」きらきら といっていた。

きっと その子は このボールペンを すごーく大切にするんだろうな

物のありがたみを すごーく感じている。

そして 学校へ行けるようになって その幸せを すごーく感じるだろうな。

そして 勉強して 将来医者になって みんなをたすけたい という夢をもって がんばっているんだろうな。



そう思うと 今の日本が 本当の意味で めぐまれているんだろうか と考えてしまう。


人は いろいろな体験をしに この世に生まれてくる。

それは いろいろな体験をすることによって 魂をみがくことだ。

人の痛みを分かち合えるのは そのような痛みを経験し、気持ちを推し量ることが できるからだ。

陰があるから 陽がわかるのと おなじかな。



この世は 楽をするために 生まれてくるんじゃない。

辛くても 楽になれるよう 気持ちを鍛錬すること、 

そして 自分の中の光をみいだし、 人生の意味を理解して、 

光の中で生きること


それが 生まれてきた意味なんじゃないかな。


そんなことを 考えた 映画だった。

おすすめの映画の一つだ。









すべてが いいように なりますように
感謝
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