絵を描く過程にみるこどもの心 | アトリエ ここゑん (coco-en)

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いつもありがとうございます。I

こどもが描く絵をみていると、、、

こどもがどんなことを感じながらかいているのか?
ということに 見ているこちらが楽しくなったり、息がつまりそうな感覚になったりします。

こどもの絵に感動しているのですが、
そのこどもの近くにいるたいていの大人は
こどもの絵をいろんな評価と共に見てしまいます。
よく聞くのが、「じょうず」 と言う言葉。
とにかく「じょうず」と言うことでおさめている。

こどもはママに褒めらるたらうれしいですよね。 
でもその言葉が、
自信になる子もいれば、プレッシャーになる子もいる。できなければ、絵を描かなくなる。知恵がついてくると親の建前を見抜いて冷めている子も。。。等の色々。

絵は心の表現です。




上の絵は2時間以上描いていますが、まだ未完成。
アリの巣を描いています。アリの世界を自分の世界と融合しようと試みています。
アリの画像や資料を見ながら、雑談をしながら。。
ゆっくりだけど、確実に心が動いています。

こうしたらいいね、こうしたほうがいいんじゃない?
いろんなつぶやきがあります。
すぐに描く行為に移らなくても、
この子はそれを楽しんでいるのです。

集団保育や集団教育ではこのゆっくり、じっくりができません。
アトリエならではの時間です。

お絵かきはこどもの今、この瞬間の心の中を見せてくれます。言葉をまだうまく使えない小さなこどもも、手の動きや目の動き、身体全体で表現しています。

そんな子どもの表現は じょうず ということばだけですませられるものではないと思います。  
 
日常の中でもこどもの行動をできた!できない!な結果だけではく、その行動の過程をこどもと一緒に楽しめたらいいですね。