久しぶりに ワーキング・ガールという映画のDVDを見ました。

古い映画です



この映画が作られたのは1988年。

女優さんは みんな歌舞伎役者のようなメイクをして
アメフトの選手のような洋服を着ています。

今時の若い人が見られたら え~ こんな大昔の映画!?
見る気がしないわ~ とおっしゃるでしょうね。



私は1955年生まれで この映画を見たのは33才の頃でした。
長男を出産したのち、専業主婦をしていて、育児と家事の合間にDVDを観るのが趣味でした。



もともとハリソン・フォードのファンだったので このDVDを観ようと思ったのですが、
この映画ではハリソンフォードは 女性達の引き立て役。

アレック・ボールドウィンも引き立て役。

女性達が 生き生きと描かれています。

その時に思ったことは
「世の中は 受け身で待っていては ダメだな」




ストーリーは・・・・



私は観ているうちに、すっかりメラニー・グリフィスが演じる テスのファンになってしまいました。

テスは意欲満々で仕事に自信もあるけど、学歴が災いして秘書どまり。

テスの新しい上司になったキャサリン(シガニー・ウィーバー)の才媛ぶりに憧れをいだいていました。

しかし、その重役は テスの企画をこっそり盗む性悪女。

それに気づいて怒ったテスは、キャサリンが入院中に単独で 自分が重役のフリをして
起業買収計画にチャレンジするというストーリーです。


ノンキャリアの主人公が実力で成功を勝ち取る痛快無比のシナリオは
時代性に左右される事も皆無。

何度リピートしても楽しめる。

ラストは胸がすくような ハッピーエンドです。



これぞ80年代 ファッション!



この映画で興味深いのは

テスのメイクと 服装の変化。

最初のノンキャリアの秘書の頃は、ほんとに歌舞伎役者のようなメイクと
ヘアースタイルですが、


重役キャサリンの 服の選び方や メイクの方法 話し方を 見習って、
どんどん洗練されていきます。


パーティーに出席するのに キャサリンの服を黙ってかりて
ついている値札を見て、 そのお値段に気絶しそうになる場面が
あるのですが、 その時の黒いミニドレスは
いま観ても、全然古く見えなくて、
とってもステキです。

”恐るべし!! シャネル♪

そして、主題歌もgood!


主題歌は カーリー・サイモンが歌っていて、88年度アカデミー賞
”最優秀主題歌賞”に輝いています。

爽快なサクセスストーリーで
元気をもらえる映画です。


20年ぶりに観ても 思うことは同じ。
「世の中は 受け身で待っていては ダメよ」


そうだ、頑張れ・・・自分!

一歩を踏み出せないあなたに
おすすめのDVDです。






アビヤント~ドキドキ