今回も日記ブログに過去掲載の記事を一部編集して転記しております。
今回は危険物ネタの続きです。
今回は性質から一旦離れてみます。
〜乙四シリーズ〜
保安距離
タンクの外壁からの距離です。
数字が苦手な人にはツライかもしれない
数の暗記。
各施設の1人あたりの○○の面積とか
各灯火の照射距離とか
各種国家試験で何かとありますよね。
これもイメージで並べていきます。
単位はメートル
(かっこ)の中は私の覚え方です。
3 7000V〜35000Vの高圧電線
5 35000V以上の高圧電線
10 一般の住宅(寝起きする場所だし)
20 ガスタンク(怪獣の卵みたいな大きなヤツ)
30 学校(幼、小、中、高で大は対象外)
病院(弱った人が集まる、有事対応機関)
劇場、公会堂(不特定多数が集まる)
50 重要文化財(壊れたら取り戻せません)
事が起きた時に、人命と取り返しがつかない物を守り
二次災害を防ぐ。
最初、一般住宅そんなに近くていいの?
って思ったのですが
一般住宅は意外と日中不在も多いし、一軒ずつなら大きな施設よりも補償しやすいからなんじゃないかな?
と勝手に解釈しました。
電線は多大な迷惑が生じる可能性があるけれど
そこだけ燃えたら
後で張り替えられますよね。
それから
3 と 5 で35000Vが境目
35÷5=7 から 7000V以上
と関連付けて覚えました。
海の珊瑚で覚えても良いですね。
学校や病院なんかは人数の多さに加えて
逃げられない人(重病人や怪我人、赤ちゃん) や
逃げる際のパニック(不特定多数、精神的に耐えられない人が居るかもしれない)
重要文化財は
壊してしまったら
バーミアンの石仏状態です。
首里城状態です。
どちらも運命だったのかもしれないけれど
戦闘地域(でもなるべくやめてほしいけど)や自然災害(それも対策しておいてほしいですが)以外では
あってはならない事ですよね。
ちなみに
旅館 は不特定多数が集まる施設に当たらないそうです。何故か不明ですが。
この辺りをストーリーで覚えると
解きやすいと思います。
練習問題でよく見かけたひっかけは
一般住宅を用いたもの
重要文化財の距離が近くなっているもの
高圧電線を用いたもの
気にしながらアプリ等で問題演習べし。
苦手なら、一通り演習したあとで
教科書を見ながら紙に絵を描いて距離を描いてみると
いいかもしれません。
↓耳勉にはコレ!↓