3連休明けの今日のむすっこ劇場。
朝から修羅場&戦場でした。
むすっこにとって、パラダイスだった3連休。
夢の時間が終わった朝。
やっぱり、学校には行きたくありません。
布団にもぐって出てこない作戦を実施します。
嫌なもんは、嫌なのです。
今回の彼が学校に行きたくない最大の理由は。
今日から5時間授業になり、学校での滞在時間がまた長くなること。
環境の変化に敏感な彼にとって。
保育園時代からの心を許せる友達が居ない彼にとって。
彼は、学校では、ひとりぼっちだという認識です。
その認識で、8時半~14時40分まで学校で過ごすことは
針のむしろの上に座っているようなもんだと思います。
が!
ここで休むことは彼にとって良いとは思えない。
休ませることは簡単だけど、
今は、嫌でも毎日行くということがむすっこにとってプラスになる。
そう信じている。
なので、最初は、優しく諭していても、最後には修羅場になっていく。
彼が泣いて抵抗するエネルギーがすごく強い。
ここで、負けてられない。
2人で、戦う朝。
廊下でやり合う声はマンション中に響き渡る。
もはや、世間体は関係ない。
お前を立たせたい!!ただそれだけ!!
世間体で学校に行かせたいわけじゃない。
修羅場中に、むすっこが涙をこぼしながら、やっとの思いで口にした言葉。
『ママは、むすっこのことキライなん??』
えええええッ!!!
そこ!?
ほんとにびっくりしたけど、ここは、キチンと伝えたい。
朝の切羽詰まった時間の中で、むすっこをはぐしながら応える。
『キライやから学校に行けって言ってると思ってたん?』
『そっか。おかあちゃん、ちゃんとお話できてなかったな。。。ゴメンな。』
『むすっこのことがダイスキやから学校に行っておいでって言うてるねんで。』
『ずっと、一緒に居ることが好きっていうことじゃないねんで。』
『ママとずっと一緒に居ても、学べないことが学校にはイッパイあるねん。』
『お友達と一緒に経験するということは、ママと二人では身につかないねん。』
『むすっこが大人になるまでに、学校でたくさんの経験をすることが大切やねん。必要やねん。』
『ママは、どこに居てもむすっこのことが好きねんで。』
『離れていても好きやねんで。』
短い時間に、どんだけ言葉を並べたトコロでどこまで伝わるかわからないけど、
ありったけの言葉で伝える。
それでも、やっぱり学校に行くのは嫌で。
また修羅場になる。
もはや、私のあり方が問われるし、自分で問う。凹む。
最終的には、修羅場&戦争の末、二人で学校へ行く。
泣きながら歩くむすっこの手を引いて、学校へ向かう。
今日も校長先生が校門で立っている。
今日は、泣きながらも、校長先生に挨拶ができたむすっこ。
教室の前で、泣いているむすっこにハイタッチをして別れる。
先生もあえて、廊下には出てこない。
廊下で涙を流しながら、ポツンと立っているむすっこ。
心細い顔で私を見送る。今日は後追いもしないし暴れなかった。
その姿を見ると、余計に後ろ髪を引かれる。。。。こっちが辛い。
辛いけど、手を振ってわかれる。
お迎えに行ったときのむすっこは、スッキリとした顔。
校門で門を開けたが飛び出して来ない。
私のもとへ走ってこないので、あれ?と思ったら。。。
後ろから来る友達のために、門を開けて待っている。余裕あるやん。
今日はいつもよりたくさんの報告をしてくれた。
※体育やったで。ウンテイしたで。
※家に帰ったらエンピツを削るわ。
※今日は席替えしてん。
※遠足のおやつは150円までやねんで。
今までは、学校のことを話したがらなかったのに、
今日は、ポツリポツリと報告をしてくれた。
嬉しいことがたくさんあったようです♪
でもやっぱり、5時間は長かった。。と言ってたし、
最初にイメージしていた学校と違ってたから嫌だった。。と言ってた。
何が違っていたかというと、学校の形が違うかったらしい。
そうなんだ。。そこなんや。。。
ここ1ヶ月で、そのイメージの上書き作業をしていたんだな。
だいぶ、上書きが出来たかな。
明日は、登校班で行く。とちょっと自信なさ気に言ってます。
自信なくても、やってみよ。
出来たとき、すんごく嬉しいから。
先生からも学校での様子の電話をいただきましたよ。
とても、がんばってます。 と。
必ずたくさんの友達ができるから。
ママが保障するから、毎日、泣かずに行くことよ。
泣いている子には、お友達が声をかけにくいんだよ。
笑っていれば、お前には、必ず、沢山の友達ができるんだよ。
お前には、イイトコがいっぱいあるんだよ。
ママは知っているよ。安心して学校で楽しんで。
ファイト♪むすっこ♪