子どもは、生き物。
生ものではなく、生き物ね。
※そんなコネタはいらんか。
パパやママ・・周囲の大人たちの所有物ではなく、子どもも一人の人間。
赤ちゃんのときから、一人の人間なんよ。
でも、言葉や知恵がまだまだ足りなかったりするから、うまく伝えれないことが山ほどある。
だって、未完成だもの。
アピールしたいけど、どうアピールしていいかわからないこともある。
自分の今の気持ちがどういう状態なのかが、わからないときがある。
子ども本人も、なんかわからんけど、もやもやする。
そんなことは山ほどあるのだね。
先日の相談は。
普段は、何も言わない子が、
いつもいいことがあるのは弟くんばっかり。
私にはいいことが何もない。
ある一つの出来事が尾を引いて、爆発したというお話。
おそらく、その出来事が引き金になっただけで、
小さい小さい小さい彼女なりの不満が、たまりにたまって爆発したんやろね~。
おとなしくって、無理なことを言わないお子さんだったと聞くので、
お母さんを困らせないように、自分なりガマンしたりしてきたんやんね~。
さて、そんなとき。
母としては、
いや。そんなことはない。
あなたにも、こんないいことがイッパイあって、
あんなこともしたし、こんなこともしたし。
と言いたくなってしまう。
あんたも、ええこといっぱいあるやんかーー!!!って言いたくなるわ。そら。
なんだけども~。
爆発した時点で、子どものココロのバケツが満タンになってるということ。
なので、爆発している途中で親の言い分をグワーーーッと押し並べても、
子どものココロの満タンのバケツには、入ってこない。
余計に、反発したくなるし、バケツ満タンやねんから、入るかいなッ!!
人の話なんて聞けるかいなッ!!
そんなときは、
とにかく、満タンのバケツに余裕ができるまで、溜まっているものを吐き出させる。
この場合は。
どんだけ自分が損していて、弟君が得なのか。
じゃんじゃん聴いて引き出す。吐き出す作業を手伝う。
途中で話をさえぎったらアカンで。
ひたすら、うなづきながら、子どもの言葉を拾いながら。
良し悪しのジャッジもなしに。
ひたすら聴いて整理というサポートをする。
出すだけだしたら、子どもは少しずつ落ち着いてくる。
ハグハグギューなんかできたら最高やな~♪
これ、自然とハグハグしたい衝動にかられると思う。
そんなにイッパイ溜め込んでたんや~ってネ。
そこまでたどりつけたら、あとは、子どもも冷静になってきて。
実は、自分にもいいことがイッパイあることに気が付くよ。
本人に考えさせるのも1つ。
にんげんって、自分で気が付きたい生き物だから。
子どものココロの満タンバケツの中のものを引きだそうと思ったら。
ママのココロのバケツにも余裕があった方がいいね♪
一人で抱え込まないでね♪