5月に訪れたポルトガルワイナリーツアー、
少しずつレビューしています
今日もお付き合いありがとうございます
前回は
キンタ・ド・クラストの畑とセラーを見学
テイスティングを行いました
ポルトガルのワインというと、
どういう印象を持たれるでしょう?
暑い地域だから
出来上がるワインも果実味豊かで、
ふくよかなタイプ?
ここドウロ、
キンタ・ド・クラストの畑を見てきたように、
標高高く、乾燥したシスト土壌、
丘陵に楯方向に植えられたぶどう樹は風通し良く、
収量は少ないながら凝縮と複雑みのある実が育つそうです。
ワインとなったとき、
フレッシュで白い可憐な花の香り、
味わいにはかんきつ系の酸を余韻まで保ちながら、
じんわり旨みが広がるものとなります。
また赤ワインは
混植混醸と言われるドウロのワインですが、
ティンタ・ロリス、トゥーリガ・ナショナル、
ティンタ・バロッカ、トゥーリガ・フランカの4種ぶどうはそれぞれに醸造され
後にブレンドされています。
キンタ・ド・クラストではワイントゥーリズムにも注力し、
歴史を感じさせるゲストハウスでディナーをいただきました
実はちょっとしたアクシデントがありまして・・・、
夕立かと思ったら
日本のゲリラ豪雨のような雨、雷が突然発生し、
停電してしまいました
思いがけずムーディーな雰囲気でのディナーとなりましたが、
実はこの雨、
ドウロワインの産地のひとつである
ピニョンが洪水に襲われた、というニュースを聞きました。
ぶどう畑もそうですが、
被害に遭われた方々にこれ以上の災害が起きないことを祈ります。
日本国内でも異常気象からなる災害、
世界では火事も発生、心が痛みます。
地球規模で起こるこの事態に
打つ手はあるのでしょうか・・・。
考えて行動しなければいけないですね。