今日も
ご訪問ありがとうございます
5月に訪れた
ポルトガルワイナリーツアー
のレポートを続けたいと思います
まだまだ
ドウロの
キンタ・ド・ヴァレ・メアオンに滞在しております
こちらの館はゲストハウスも兼ねているようで、
ゲストを迎え、
食事をしたり、
お泊りもできるような施設になっていました

エントランスから館内へ進むと、
猪の剥製がお出迎え

さらに進むと食卓が広がっていました
今回訪問したグループのみなさんと、
ホストであるキンタの家系であるルイーザさんと共に食卓を囲みました



最初にサーブしていただいたワインは
モンテ・メアオン
ヴィーニャ・ダ・カンティーニャ 2015
使用しているぶどう品種は バガ 100%



小粒で果皮が厚く、
酸とタンニンがバランスよく顕著に表れ、
エレガント
に仕上がることで


最も尊ばれているぶどう品種のひとつ

と言って間違いありません

口に含んだときのベリー系の酸味、
突出しすぎないタンニン・・・、
豆のスープにもよくあいます



ちなみに
ポルトガルのぶどう畑には当たり前のようにオリーヴの樹や、
さくらんぼ

ユーカリ



など、
いろいろ植えられているのも特徴のひとつと言えるでしょう

ここ
キンタ・ド・ヴァレ・メアオンも例外ではなく、
キンタでつくられたオリーヴからオイルが生産され、
ワインとペアリングするお料理にあわせると
ますます美味しくいただけること、
間違いなし です



ハイっ
お待たせいたしました

アペリティフの間、
イ~
香りを漂わせていたバーベキューが焼きあがりました


野菜もたーっぷり

それぞれ少しずついただいたつもりだったのですが、
お皿はこんな感じ

そしてこのタイミングでサーブされたのは、
このキンタの名前を冠する
キンタ・ド・ヴァレ・メアオン 2011
アメリカの某ワイン雑誌でも高得点を取得し、
また
他サイトでは
世界のトップワイン100の
4位に選ばれた銘ワイン

ラガールでぶどうを優しく破砕、
ステンレスタンクにて発酵、
フレンチオークにて熟成

フルーツの凝縮感、
オークから得られる熟成感、
溶け込んだタンニンが心地よさを感じさせます

余談ですが、
ポルトガル料理は
他ヨーロッパ料理のイメージと異なる点がいくつもあり
お料理に
唐辛子を使うことも珍しくありません

こうしてみると花束のようですね
さあ、ランチはいよいよ終盤
しかし
デザートは別腹
チーズもデザートタイムにいただきます
ポルトガルではチーズを
ジャムのような甘いものをソースとして一緒にいただき、
ときに
かぼちゃのジャムを使うことも珍しくありません。
こちらでも
そうめんかぼちゃのジャムをいただきました
さあ、
いよいよポートワインの出番です
ヴィンテージポート 2015
世界三大酒精強化ワインに上げられるポートワイン
ぶどうの品質が特に優れているときに生産され
樽で2年熟成された後
瓶に移され熟成を待ちます。
赤黒い色調で
濃度の強さを連想させます。
まだまだ
若いポートワインで、
フレッシュなイチゴはもちろん
チーズの塩気とも相性のいいものでした
食後はコーヒーをいただき、
あの丘の教会を目指してお散歩しましょう
さあ、
ついていらっしゃい