突然ですがクイズです
長くてニョロニョロ、
掴もうとするとつるんっとすべる生き物といえば・・・、
答えは、はい、
穴子です
この夜は穴子尽しのディナーにお誘いただき
やってきたのは夜の赤坂、
活穴子専門店 まごの邸さんです
熟練の職人さんが捌く朝〆の穴子とあり、
メニューのどれを見てもおいしそうで～～～、
最初のページから最後まで食べたくなる衝動に駆られます
まずはお通し、
穴子の頭で出汁をとったという玉子豆腐は、
コラーゲンも期待できるかな、
ぷるんぷるんっ
骨煎餅
専門店ならでは
カリカリっと小気味よくて、
箸休め的にお料理の間にもいただきました
まごの邸サラダ
穴子の白焼きがトッピングされています
サラダも食べたい、
穴子の白焼きも食べたい
という欲求に応えてくれるひと皿
温泉卵を割って
とろ～り黄身をまんべんなく全体に混ぜていただきます
あっさり白焼きが濃厚なソースをまとったように、
洋風なお料理に大変身
ワインをいただいても合いそうです
活あなごの薄造り
日本各地からの「天然」ものを厳選し仕入れ、
店内の生け簀から新鮮なものを提供してくれるスタイルだから実現する
活あなご
初めてです
キラキラと透き通るような白い身、
フグほどに薄造りではなく、
むしろ厚みを感じさせ歯ごたえを楽しむお造り
柚子をきゅっと絞ってフレッシュにその身を味わうも良し、
薬味を巻いて苦味を加えても良し
このお造りひと皿だけでも、楽しみ方は何通りもありそうです。
こうなるとやはり日本酒が欲しくなります～～
梵
磨き三割八分
純米大吟醸
言わずもがな
北陸福井の銘酒
この米のふくよかさは山田錦ならではでしょう
活穴子の蒲焼
かば焼きとは鰻のようですが、
穴子もしかり、
紀州備長炭で炙られた香ばしさが
ツメをさらに芳ばしく仕上げています。
さらにゴマの風味をプラス。
足し算の香味で旨みが格別に感じられます
活あなごの肝串
売り切れ御免とありました
朝〆ならではの逸品
早い者勝ちですね
あ巻き
うなぎのう巻ならぬ
穴子のあ巻き
穴子はうなぎほど脂っけを感じないので、
濃厚なツメや卵と合わせてもクドさがないんですね。
パクパク＆ぺろりといただいてしまいました
棒寿司
穴子1本まるまる使ったと言う棒寿司
ここまで多くのお料理でツメが使われていましたが、
まったく飽きることなく、まだまだ食べたいと思わせてくれます
しかも日本酒にあうんです
というわけで、
真澄
辛口生一本 純米吟醸
この辛口でありながらなめらかな口当たりが
ご飯とツメと、穴子のしっとりさに寄り添います
ワインが飲みたいなぁと最初に思いましたが、
お料理をいただいているうちに
日本酒のラインアップの豊富さとそのワケがわかりました
赤坂にある居酒屋さんとあり、
ひとりひとりのスペースがゆったりとしていて、
個室も充実、
会社の飲み会や商談にも利用されているようで、用途は幅広そうです。
それにしても穴子ってお寿司屋さんでいただくばかりでしたが、
こんなにもレパートリーがあって、
煮てよし、
焼いてよし、
生でいただいても美味しいなんて大発見
ウナギと比べて淡泊で、
女子会やママ会を開催しても喜ばれそうです