陽がとっぷりと暮れた新橋、
烏森神社界隈ですれ違う人々の足取りは軽い。
皆さん、今宵はどちらで酒杯を傾けるのでしょう
わたしが赴いた先は
JR新橋駅改札から僅か4分ほどの
地場産品応援の緑提灯を掲げる居酒屋
十米さん
茶色いレトロな引き戸をガラっと開けると、
広がる店内に紳士淑女の談笑の声。
この盛り上がりが、居酒屋のBGMとして心地よい
お通しにいただいたのは、
鮪と長芋の和え物
いい塩梅に水分を抜かれ処理された赤身、
ねっとりと甘く、舌に贅沢
ぺろっといただいちゃいました。
もちろん日本酒といっしょに
豊醇無盡
たかちよ
扁平精米おりがらみ壱火入 (青ラベル)
扁平精米おりがらみ壱火入 (青ラベル)
そう、
こちらの十米さんは新潟にフォーカスした居酒屋さんで、
新橋にいながら
新潟を訪れたかのような佇まいを醸すお店なのです
メニューを見て真っ先にオーダーしたのが
栃尾揚げ

新潟県長岡市の名物油揚げ
たっぷりのかつお節を
これでもかーっと言うくらい乗せて頬張ります
ふわふわ&表面カリっと、触感にお箸がとまりません
長芋ポテトフライ
じゃがいもじゃなくて、長芋
ほわーんと湯気とともにほっくりと
かじるとさっくりとして小気味イイ
ロメインレタスのボリュームに驚いた
シャキシャキ野菜&チーズの風味って、女子の大好物
なんといってもこのボリューム、
たくさんいただいても罪悪感がないっていうのが理想的
そして、野菜もお肉もたっぷりいただける、
せいろ蒸し
妻有(つまり)ポークを使用した贅沢なひと品~
妻有ポークとは魚沼の銘柄豚のことで、
抗生物質に頼らず無薬飼料で育った
安心、安全、美味しいポークのこと
脂の融点も低く、
柔らかくジューシー、しっとりとして旨みが口に広がります
せいろで蒸されることで
妻有ポークの下に敷かれた野菜が甘い
しかもたっぷりいただいてもヘルシーで、
翌日の食事セーブの心配も不要です
すべてを試飲して把握しているスタッフさんにオススメいただいた日本酒は、
〆張鶴 純
なめらかでみずみずしい口当たり、
ほのかな甘さは純米吟醸酒ならでは。
上品なお酒。
きりんざん 純米
主張しすぎない米の甘みとほどよいボリューム感。
余韻にまで続くバランスの良さが杯を進めます。
日本酒のアテに
うに入りいか塩辛を・・・
なめらかな食感と甘みを残すところに、
日本酒をきゅーっとすると、
つくづく、幸せだなーって、感じます
黒糖わらび餅とバニラアイス
渋い居酒屋さんですが、
こんなデザートメニューもあり、
女子の心をとらえています
しっぽりと長い時間滞在してしまいました~
まだまだ飲んだことのない新潟の日本酒とアテを楽しみに、
次回のチャンスを狙います
居酒屋 十米 新橋烏森口駅前店 (居酒屋 / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅)
夜総合点-














