三鷹にあるワインショップ
ヒロヤショップさん主催のワインコンサートへお邪魔いたしましたヴァイオリン

コンサートと言えば、
大きなホールで聴くことが常となっていますが、
その原点は個人宅でのサロンコンサート。

そこにはワインがあっただろう。

そんな想いが現代の日本に、
きわめて贅沢な音楽&ワインの会、
「ヒロヤショップ・コンサート」が企画されました。
(ヒロヤショップ 榊原氏作成パンフより抜粋)

どこが贅沢かって?

演奏の方々、
その間近さ、
このライヴ感、初体験です。

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演奏はヴァイオリン&バンドネオン

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2002年チャイコフスキー国際コンクールを制したヴァイオリニスト
川久保賜紀さん。

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彼女の息遣いも聞こえそうなくらい間近に、
ヴァイオリンの音色を浴びることができましたオンプ
(写真は、演奏後撮影カメラ

こんな細く小柄な女性から操られるヴァイオリンから、
彼女自身、全身から、
情熱的な音が生み出されるなんて・・・

人って不思議な生き物ですきらきら

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バンドネオンは
2008年国際ピアソラ・コンクール準優勝の
三浦一馬さん。

年齢について語るのはナンですが、
若干25歳ですえ゛!

地球地球上で、
アルゼンチンの他に、よく演奏されている場所って、あるんですかはてなマーク

バンドネオンのための楽譜も少なく、
この日の演奏も、
半分はタンゴ五線譜

ピアソラ:カフェ 1930~ 「タンゴの歴史」より
ピアソラ:ナイトクラブ 1960~ (上記の30年後)
ピアソラ:アディオス・ノニーノ

半分はクラシック曲の
ヴァイオリン別パートを演奏。

ヘンデル=ハルヴォルセン:サラバンドと変奏
ブラームス:ハンガリー舞曲大5番

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小ネタですが、
バンドネオンって
パイプオルガンの簡易版としてつくられたんだそう。

そういわれて演奏を聞くと
違和感なく聞こえてくるのがまた不思議苦笑

特に、
2曲目のハンガリー舞曲は期待した音、
雰囲気が味わえましたアップ

そして、
アンコールは
おんぷメモリー

某ドラマで使用されている曲で、
おふたりが某シーンで演奏している・・・という曲。

どこか懐かしさを感じさせるものでした。

さて、
この夜の、
ウェルカムスパークリングはロゼバラ

ヴァン・ムスー
ロワイヤル・ロワイエ ブリュット ロゼ


コンサートが終了してから、
川久保さんと三浦さんもいっしょに

シャンパーニュ ブリュット ブラン
レゼルヴ プルミエ・クリュ
トリシェ・ディディエ

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黒ぶどうからつくられたブラン・ド・ノワールbどう

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しっかりとしたストラクチャーをもちつつ、
繊細さも持ち合わせるシャンパーニュきらきら!!

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提供グラスは和吉。

そのほか、
シャンパーニュ ブリュット エスプリ
ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ
ミシェル・ジュネ

最近お気に入りのシャンパーニュラブラブ

クレマン・ド・ブルゴーニュ
ブラン・ド・ブラン プレステージ
シャトー・ド・ラ・ヴェル

某有名フレンチレストランでも定番

そして、
最後に赤ワインワイン
シャトー ル タンブル 2002 
ACメドック

川久保さんが
チャイコフスキー国際コンクール最高位入賞のヴィンテージ

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ヒロヤショップ 榊原氏

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彼がMCで語った言葉が印象的でした。

ピカソがカフェで、
数分で描いた絵を、ギャルソンが売ってくれと、せがんだところ、
ピカソは途方もない金額を請求した。


その心は。


ピカソがその絵を描くに至るには、
かけがえのない時間、努力などが費やされている。


芸術には、(お金を)支払うべき価値があるんだ。


TVや、ラジオ、
タダで音楽を聴くことができる現代。


しかし芸術作品は本来そういった価値があること。


そしてワインにも。

一杯のワインに驚くほどの金額が支払われるのには、
努力、歴史、叡智が結集されているため。

そう、
支払うべき価値があるんです。
芸術にも、ワインにも。

そこはパリの個人宅サロンに呼ばれたような、
ちょっと錯覚しちゃいそうな夜でしたお月様