かつて国際的に栄えた港、小浜。


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アジアで華々しく商売をしていた外国人が、
日本での貿易を許可してもらうため、
室町将軍義持への貢ぎもののひとつが象でした。

それまで日本人は象を見たことがなく、
あまりの大きさに度肝を抜かれたことでしょう。

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その時の模様が描かれたものが、
小浜市役所に飾られています。

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そして、
その象を繋いだという岩、

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どんなに大きなものかと想像しましたが
意外にも、
子供の背丈ほどしかありませんでした。

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この岩が、
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この岩。

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近くで田んぼ仕事をしていた方に話しを聞くと、
昔(戦後?)道を舗装するため、
道路を盛ったため、
岩が沈んでしまった、という。

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大昔はついこの辺までも海で、
船が着いて、
象が繋がれたのだろう、と。

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「今じゃ自慢にも何にもならないよ~」と
大きく笑い語ってくれました。

時代の流れにより姿が変わってしまったのは残念ですが、
室町時代から伝わる岩が存在するなんて、
現代に生きながら過去に想いを馳せることができる幸せを享受しています。