わたしにとって残したいものが
「情報」よりも「気持ち」に変わってから
カメラを持ちたいと思うようになりました。
普段の暮らしの中にも
”ささやかな幸せ”はたくさんあると思っています。
そして、その幸せは、写真に残すことで記憶として刻まれて、いつまでも忘れないものになります。
カメラを手にしてからというもの、日常の中にカメラがありました。
そして、いろいろなものにピントを合わせながら、ふと感じたことがあります。
きっと人は、しあわせな時に写真を撮るのだと。
心に留めておきたい瞬間がたくさんあって、気持ちが動いたときに、シャッターをおす。
何も考えずに、パシャパシャと撮っているようでも
こころの中にはほんのり幸せが彩られていて、今日は空が綺麗だとか、愛猫や愛犬の可愛い寝顔だとか。
それを写真で残しておくことで
撮りたかった瞬間が心に刻まれ、いつの日か幸せな思い出になります。
そう気づいてから、写真はわたしにとって、幸せやよろこびを形にするものになりました。
ささやかな日々の情景も、カメラで残すことで、わたしにとっては毎日の糧になるから、
すこし疲れたなと思ったときは
可愛い写真をくすっと笑いながら眺め、気分転換したりもしています。
日々撮りたいものが溢れている。
その写真や、アルバムたちを眺めながら、幸福感に包まれる。
そんなほんのり優しくてあたたかい、写真やカメラとの関わり方が、わたしは大好きです。