豊洲・八千代緑が丘・柏高柳で学習塾を運営しているここスタディ![]()
先週・今週は定期試験週間で、徐々に返却されてきています![]()
中学1年生にとっては、中学に入って初めての定期テストでした![]()
定期テストで思い出されることがあります。
同じ時期に入塾したAくんとBくんがいました。
Aくんは几帳面な性格で計算式をしっかりと書きます。
そして文章題では大事にな箇所に線を引きます。字は丁寧です。
BくんはTHE男の子という感じで、途中式は書かない、
文章題も頭で考え大事な箇所に線を引きません。字は汚いです・・・
1回目の定期テストが返ってきました。
Aくんは、数学100点。Bくんは、1問間違いの98点。
みなさんに質問です。この時点で「2点差」でしたが、3年後、
いわゆる中3の時にどうなっていたと思いますか?
3年後・・・
かなり大きな差がついてしまいました。
Aくんは、中3になっても途中式はしっかりと書いていました。
英単語も理・社の一問一答も書いて暗記していました。
Bくんは、「途中式を書く」ことを最後まで徹底できずに、
計算ミスを直すことができませんでした。
実は、もう一人Cくんがいます。1回目の定期テストが50点以下。
これではマズイということで入会されました。
「途中式を書かない」クセを直させ、必ず式を書くように指導しました。
CくんはあっというまにBくんを追い抜き、志望校に合格しました。
「途中式を書く」ことを面倒がらない子供は、伸びしろがあると感じています。
計算ミスをミスで終わらせるのか、途中式を間違いの分析に使うのか、
この差を「大きな差」と考えるか「小さい差」と考えるか、
この差を、しっかりと指導するのが大人の役目かなと考えています。
毎年1回目の定期テストの返却時に思い出される出来事でした。