【ここスタディ】子供が苦手な「割合」の話① | 豊洲・八千代緑が丘・柏高柳で国語力・思考力・表現力を鍛える個々別指導塾ここスタディのブログです。

豊洲・八千代緑が丘・柏高柳で国語力・思考力・表現力を鍛える個々別指導塾ここスタディのブログです。

お子様の国語力が無いな・・・思考力も無いな・・・自己表現が苦手だな・・・と悩んでいる保護者様へのブログです。個々別指導塾のここスタディでは、国語4技能クラスやヒューマンアカデミーロボット教室などを運営し、お子様の可能性を広げるためのお手伝いをしています。

豊洲・八千代緑が丘・柏高柳で学習塾を開校しているここスタディ爆  笑

 

本日は入学式の学校が多いと思います。

 

今年の春期講習では割合の勉強をしました。

この割合、毎年子供たちが苦手にしている単元です。

 

なぜ?割合を苦手にしている子供が多いのでしょうか?

 

割合を学ぶ際、下記3つの言葉を覚えます。

そして合わせて覚える公式になります。

 

【覚える用語】

比べられる量・もとにする量・割合

 

【覚える公式】

①割合=比べられる量÷もとにする量

②もとになる量=比べられる量÷割合

③比べられる量=もとにする量×割合

 

 

【割合の授業】・・・かなり誇張しています。

先生「割合の公式はく・も・わで覚えて。」

生徒A「割合は比べられる量÷もとにする量・・・・・・・・メモ

生徒B「もとにする量は比べられる量÷割合・・・・メモ

先生「覚えましたか?」

生徒AB「はい!覚えました!」

先生「では問題を解いていきましょう!!

生徒AB「公式を覚えたのに分からないガーン

 

なぜ?子供は公式を覚えて用語も暗記したのに、

解くことができないのでしょうか?

それは割合の問題は、問題文にもとにする量は〇〇で、

比べられる量は〇〇です。と書いていません。

用語を覚えただけでは、どの数字がもとにする量で、

どれが比べられる量なのか区別がつかないからです。

割合を解くためには国語力が重要です。

あわせて用語を気にするあまり、

もとにする量・比べられる量に固執し、

ますます問題が解けなくなります。

 

逆に割合が苦手でない子供は、用語に固執するのではなく、

文章を読んで式を立てられる、いわゆる国語力が身についている子が

多いように思います。

 

ちなみに大人が割合の問題を解いても、

どれがもとにする量で、どれが比べられる量なのか区別をつけるのは

難しいと思います。

 

国語力はすべての教科に通ず

ここスタディは「国語力」の強化を教育の中心に考えています。