豊洲・八千代緑が丘・柏高柳で学習塾を開校しているここスタディ![]()
本日は入学式の学校が多いと思います。
今年の春期講習では割合の勉強をしました。
この割合、毎年子供たちが苦手にしている単元です。
なぜ?割合を苦手にしている子供が多いのでしょうか?
割合を学ぶ際、下記3つの言葉を覚えます。
そして合わせて覚える公式になります。
【覚える用語】
比べられる量・もとにする量・割合
【覚える公式】
①割合=比べられる量÷もとにする量
②もとになる量=比べられる量÷割合
③比べられる量=もとにする量×割合
【割合の授業】・・・かなり誇張しています。
先生「割合の公式はく・も・わで覚えて。」
生徒A「割合は比べられる量÷もとにする量・・・・・・・・
」
生徒B「もとにする量は比べられる量÷割合・・・・
」
先生「覚えましたか?」
生徒AB「はい!覚えました!」
先生「では問題を解いていきましょう!!
生徒AB「公式を覚えたのに分からない
」
なぜ?子供は公式を覚えて用語も暗記したのに、
解くことができないのでしょうか?
それは割合の問題は、問題文にもとにする量は〇〇で、
比べられる量は〇〇です。と書いていません。
用語を覚えただけでは、どの数字がもとにする量で、
どれが比べられる量なのか区別がつかないからです。
割合を解くためには国語力が重要です。
あわせて用語を気にするあまり、
もとにする量・比べられる量に固執し、
ますます問題が解けなくなります。
逆に割合が苦手でない子供は、用語に固執するのではなく、
文章を読んで式を立てられる、いわゆる国語力が身についている子が
多いように思います。
ちなみに大人が割合の問題を解いても、
どれがもとにする量で、どれが比べられる量なのか区別をつけるのは
難しいと思います。
国語力はすべての教科に通ず
ここスタディは「国語力」の強化を教育の中心に考えています。