久しぶりの投稿です。
読んで下さる方がいると有難いですね。
さて、
私は、子どもの連れ去り問題に関わって約6年が経ちます。
その間、心理の勉強も続けています。
今回は、そこで見えてきたもの、感じたことを書かせてもらいますね。
この問題は、「子どもと別居親が会えるようになればいい」という単純なものではないと思っています。
複雑な問題がいくつも重なっているようにも思えますね。
法律の不整備だったり、政治的な思惑だったり、教育の問題だったり、経済的なものだったり、日本の文化だったり…
しかし、
根本にあるのは、同居親(連れ去り親)の人間性だと思います。
人としての「在り方」だと思っています。
子どもの連れ去り問題を、一本の川に見立てて「川上の問題」「川下の問題」と考えると、分かりやすいかと思います。
まず、
「川下の問題」とは?
子どもと別居親が会えない事です。
会えないことで、両者とも精神的な苦痛を受けています。
特に子どもは、自分でどうすることも出来ないですよね。
それは、虐待やトラウマ体験になってしまい、歪んだ価値観を持ってしまいます。
直ぐにでも解決をしなくてはならないことですよね。
しかし、
目の前の障害が余りに多くて、一つひとつクリアするだけで時間がかかってしまいます。
なかなか解決にこぎ着けないのが現状ですよね。
では、
「川上の問題」というのは?
同居親(連れ去り親)の人間性です。
子どもの気持ちを考えていない。
自分の思いを通すために子どもを抑圧する。
事実をねじ曲げて子どもに伝える。
そのような状況で育った子どもが、どんな大人になるのか、想像したことがあるのでしょうか?
同居親の子どもに対する意識の低さと、知識が少いことが原因だと思います。
その人の思いや、考え方や、行動が、その人の「人間性」や「在り方」だと思います。
子どもと別居親が会えるようになっても、同居親の「在り方」が変わらない限り、本当の解決はしないのではないでしょうか。
子どもの幸せも遠いのではないでしょうか?
最後まで読んで下さりまして、
ありがとうございます。