専門医の診察の日に系列病院でのリハビリ予約、診察予約をいれてくれその日は午後から仕事だったため急ぎ足で帰った。

リハビリは2週間後、診察は1ヶ月後になりとりあえずリハビリをもう一度頑張る。という方向性で固まった。

正直もうリハビリ疲れは出ていたけれど拠点変更、心機一転頑張ろう。となんとか奮い立たせてその日を迎えた。

挨拶を交わし、身体評価があり、治療がはじまった。
しばらくの間はこれと言って成果を感じずやっぱり手術しないといけないのかなー。なんて思うようになっていた。

拠点変更して1ヶ月が経った頃、ちょっとボール投げてみる?と言われ、肩の動きは全然変わってる気がしなかったから随分と飛躍したことを言うな…なんて思いながらテニスボールを受け取った。

ワンバウンドから始めて いけるんじゃない? と言われて半信半疑で投げてみた。

前ほどの投げやすさはないし球速もない。
でも投げられたことが凄く嬉しかった。泣きそうなくらい嬉しかった。

私のやる気はグングン出てきて頑張ろうって思えた。

これは良くなるかもしれない。
不安定性、脱臼感はもともと緩いから治りはしないけれど腕が使えればそれで良かった。ソフトボールが出来ればそれでよかった。

全てがこのまま上手くいくと誰もが思った。
いや、少なくともここの病院の人と私は思った。

でも、まさかの展開に発展していくことになった。