卵管水腫の資料を渡されてから待合室へ放たれ、再び呼ばれました。
 
色々とお話ししましたが、まず転院について。
 
私の記録を見て
 
「そろそろ転院を考えるよね」
「考えてますが何処に行けばいいかわかりません」
「行くなら加藤。でもやってることはうちと同じだし、今の加藤は2,3ヶ月待つよ。それならうちがいい。
あなたの年齢じゃあ、フラフラしてる暇はないの。うちにしなさい」
 
 
PGT-Aについて
 
 
「PGT-Aってどうなんですか?」
「お金儲けよ。意味ない。無駄にお金を使うことないの。日本で一番成功率が高い加藤でも、6割しか成功してない。卵を傷つけるだけ。
今は欧米でもやらなくなってきてるのに、日本は逆行してる」
 
 
保険診察について
 
 
「あなた、保険診察で診てあげるから今度旦那さんも連れてきなさい」
「でも保険と自費ではできることが違うのでは」
「保険内でできることをするのが医者の仕事なの。不妊治療ではお金が一番ストレスよね。保険でやってあげるから」
 
 
卵管水腫の治療について
 
 
「まず採卵して凍結卵作ってからがいいわね」
「今すぐやりたいです」
「でも予定が先まで入ってるのよ」
「すぐやりたいです」
「じゃあ○月○日ならできるかな。採卵周期でもやれるから診てみましょう」
 
 
無駄な期間を設けたくなかったので、卵管水腫についてはかなり強引でしたが、なんとか承諾を得ました。
1度目の移植前に卵管造形検査はしなくていいと言われていましたが、念のためしてもいいのでは?と疑問に思っていました。今から考えればするべきでした。こんな思いはもうしたくありません。
 
話の途中から私が泣いていたので哀れんでくれたのかもしれません。ありがとうございます、先生おねだり
 
実際は話しもかなり前後したりしましたが、まとめるとこんな感じでした。
 
 
印象的だったのは「保険内でできることをするのが医者の仕事なの」という言葉。
正直なところ、転院を考えてましたが最後までお世話になろうとこの時決めました。
 
保険適用については考えていなかったため意外な申し出でしたが、「このまま保険適用で進めて、卵管水腫もついでに治しましょう」と言われ、いずれにせよ卵管水腫の手術が必要なら、長田先生の元で採卵までしようとお願いすることにしました。
 
今度は夫も連れてきて改めてお話することに。
転院に前向きだった夫も「そこまで言ってくれるなら」とNACを継続することに同意。
 
 
今回、転院を考えてから改めてNACの良さが分かりました。
ただし、卵管造形検査だけは長田先生に必ず見てもらった方がいいと思いますね汗うさぎ