おはようございます。
「ドライブ・マイ・カー」 を旦那さんと観に行ってきました。
皆さんご存知の通り
【第94回アカデミー賞・長編国際映画賞】を受賞して、話題になった映画です。
3時間の長編映画だというので
「中途半端な時間に観に行ったら、1日潰れてしまうね~」と、
日曜日の9時からのファストショーに行ってきました。
時間が早かったこともあり、客席には(座席の)3割ほどの入場者。
高齢の夫婦がほとんどで、
アラフィフを過ぎたCOCOでさえ若い部類だったような。
で・・・
映画の感想~~!!
3時間を長く感じて、途中で飽きてしまったということはなかったけれど、
かといって、
ぐいぐい引き込まれるという内容でもなく・・・
「つまらなかったのか?」と聞かれたら、そういうわけでもないけど、
「何か心に残るものがあったか?」と聞かれたら、
うーん・・・と、言葉に詰まる感じ。
無駄に長いベッドシーンは、村上春樹原作のお約束なんだろうけど、
あまりきれいなベッドシーンでは無かったなぁ~
霧島れいかさんの裸の後姿はきれいだったけど。。。
ベッドシーンの後に、
脚本家の妻(霧島れいかさん)が
うわごとのようにつぶやく「脚本」の内容・表現が下品すぎて、耳を疑ったし、
あんな「卑猥な内容」ではなくて、
もっと「きれいで詩的な内容」でも、映画の本筋には全く影響がなかったと思う。
そして、
あの「卑猥な脚本」に酷似した小説を、わたしは以前読んだことがある。(苦笑)
おまけに、病死した子供の3回忌から帰宅するや否や、リビングのソファで・・・
って、どういう感覚の人たちなんだ??
っていうのが、
一番思ってしまったことなんだけど、たぶん映画の見どころはソコではない。
後で公式サイトを見てみたら、
「妻を失った男の喪失と希望を綴った作品」
って書いてあったけど、
ちょっとわたしの感覚とはかけ離れた部分が多くて、理解しきれなかったなぁ~。
傷ついたときには、傷ついた心に蓋をしてごまかすのではなく、
正しく傷つかなければいけない
というのは、なんとなくわかったけど、
作品のテーマはそういうことではないらしい。
抽象的な部分が多くて、
共感するというところまで、気持ちが追い付かなかったけど、
若い人たちには共感できる部分があるのかな?
田舎の高齢夫婦(かなり自虐的だけど)には
どうしてこの映画が
「アカデミー賞・長編国際映画賞」を受賞したのかよくわからないし、
「カンヌ映画祭」に出品された当時から、
(いつも見ている)
NHKのニュース番組で何度も取り上げられていたのはなぜ?
と、思ってしまう。
たぶん・・・
「評価」されての受賞なのよね~?
要するに、この映画の良さ(?)がわからないわたしたちは、
すでに時代に取り残されているっていうことなのかも~~(。´・ω・)?
という結論。。。(;^_^A
教訓!!
冒頭からベッドシーンのある映画は、朝から観てはいけない。(笑)