こんばんは
要介護4の母が特養(特別養護老人ホーム)にお世話になり始めて、
2か月半ほどが過ぎました。
新型コロナウィルスの影響で、
3月2日から、母のお世話になっている特養でも面会制限(面会禁止)になっています。
今日、先月分の利用代金の請求書と一緒に、母の近況を知らせるお手紙が届きました。
【〇〇様の近況についてご報告いたします】
こちらに入居されて数か月がたちました。
右手があまり動かないと伺っていましたので、様子を見させてもらっていました。
少しずつ〇〇様が、(右手で)できることはないかと模索したところ、
歯磨きやうがい、顔を拭くなど、(右手で)できることを見つけることができています。
身支度に気を遣われる様子で、
先日、眉ずみで眉を書いて欲しいと言われました。
いつまでもきれいにいたいと思う気持ちをお持ちなのを感じます。
もう少し声が出る様になればと思いますので、
お声掛けを増やし、声を出してもらえるように努力したいと思います。
昨今の感染症におきましては、職員一同万全の態勢で頑張っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
体重〇〇㎏(1月より-0.9kg) 血圧 △△/△△
担当 ××
ご存知のように、
母は、12月の終わりに住宅型有料老人ホームから特養に移りました。
住宅型有料老人ホームにお世話になってたころ・・・
昨年の秋ごろから体調がすぐれない日が続き、
身体がパンパンに浮腫んで、寝返りも上手にできずに、
お尻に褥瘡ができていたころには、
身支度に気を遣うこともなく、
(若いころから、眉が薄いことを気にして、眉ずみを手放さなかった母が)
眉を書いてもらうこともなくなっていました。
そのころ、
「最近眉を書いてないけれど、いいの?」
と、たずねたら・・・
凄く不愉快そうな顔をして、首を横に振ったのが記憶に残っています。
うーん・・・
あのころは、日常生活が思うようにならず、体調がすぐれなかったこともあって
いろいろな面で「諦めている感じ」がしていて、気になっていたのですが、
身支度に気を遣うようになったというのは、多少精神的にも落ち着いてきたのかな?
いまにして思えば。。。
住宅型有料老人ホームの介護士さんたちの忙しそうな様子に
「眉を書いて欲しい」と言い出せなかったのかなぁ?
と、思わないわけでもありませんが、
その辺のところは、母が話してくれないのでよくわかりません。
昨年末から、
特養にお世話になるようになってから、
体調がすぐれない(体が浮腫む)ということもなく、
日々、穏やかに過ごしているようで、何よりです。
高齢者の介護施設選びって難しい。
昨年2月に入院先の病院から住宅型有料老人ホームに移るときには、
ケアマネさん(住宅型有料老人ホームのケアマネ)の
「こちらのホームで十分生活していただけます」
という言葉に、安心して母をお願いしたのですが
当時83才で、心臓の手術⇒半年の入院生活後の母には
間違った選択だったのかもしれないと、今更ながら思います。
当時は、老健で受け入れてもらうことがむつかしく、
独り暮らしの自宅マンションに戻すわけにもいかず・・・
また、住宅事情で兄の家やわたしの家での生活もむつかしかったわけだし、
要介護2で、特養という選択肢もなかったわけですから、
住宅型有料老人ホームという選択肢しか思い浮かばなかった(実際になかった)のですが・・・
特養で、自分のペースでのんびりと過ごしている母を見るたびに、
住宅型有料老人ホームで、毎日隣接のデイサービスセンターで過ごしていた日々は
母にとって幸せだったのだろうか・・・?
と、疑問に思うと同時に
(選択肢がなかったとはいえ)約1年の間、母がどんな気持ちで過ごしていたのかと・・・
申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
今更なんですけどね・・・
今日はこちらはとてもいいお天気で、抜けるような青空でした。
ウォーキングの途中で見かけた大きな木・・・
ミモザかなぁ??
そして、庭先で昼寝中の野良猫・・・
警戒心ゼロで寝てるけど・・・うちの猫ではないのよ~(笑)