こんばんは
今日2回目のUPです。
次男を迎えに駅に向かう途中の車の中から・・・
あとで調べてみたら、ちょうど夕日が沈んだ時間でした。
今朝、NHKのニュースで「朗読」の話をやっていました。
最近、「朗読教室」・「朗読のカルチャースクール」が流行っているのだとか?
現在放送中の、NHKのドラマ「この声をきみに」も「朗読」を扱ったドラマですね。
「朗読」とはちょっと違いますが、
子どもたちが小さいころには、寝る前に絵本の読み聞かせをしていました。
わたし自身、本が好きなこともあって、
家には、絵本や児童書がたくさんありました。
次男が中学生になってから、
それらの絵本や児童書のほとんどすべて、
子供たちがお世話になった小学校に寄付させていただいたのですが、
どうしても手放せなかった本が4冊・・・
こちらの3冊と「アーノルド=ローベル」の「ふくろうくん」という本です。
「手ぶくろを買いに」は、皆さんご存知だとおもいますが、
寒い冬の夜、親子のきつねが街に手袋を買いに行きます。
こぎつねは、おかあさんぎつねに片方の手だけ、「人間の子供の手」に変えてもらい、
おかあさんぎつねは、
「人間の子供の手の方をお店の人に差し出して、手袋をくださいっていうのよ」
と、言い聞かせるのですが、
こぎつねは、間違えて「きつねの手」をお店の人に差し出してしまい・・・
というお話です。
わたしは子供のころからこの話が大好きなのですが、
じつはこの本は、子供たちのために買ったものではありません。
わたしが結婚前(会社に勤めているころ)に書店で見つけて、
いつか自分の子供に読み聞かせたいと、購入して、
嫁ぐときに実家から持ってきたものです。
(そのころには、まだ結婚できるかさえわからなかったのにね~笑)
「かぜひきころわん」は、長男がまだ小さいころに、
風邪をひいて寝ている長男のために、旦那さんが初めて買ってきてくれた絵本です。
書店でも、絵本なんて手に取ったこともなかった旦那さんが、
子どものために買ってきた、最初で最後の絵本です。
こいぬの「ころわん」が風邪をひいてしまい、獣医さんに診ていただく。
という、特に心に残るとか,感動的なお話しというわけではないのですが、
書店でこの本を一生懸命に選んだであろう旦那さんを思うと、
どうしても手放すことができません。
「ふたりはともだち」のなかの「おてがみ」というお話が、
小学校2年生の国語の教科書に掲載されていました。
二人の子供たちが、学校から帰ると、毎日「音読」していたので、
教科書に掲載されている部分は、
こどもたちもわたしも、「そら」で言うことができます。(笑)
とても心温まるお話で・・・
いつまでも手元に残しておきたくて、本を購入しました。
そして・・・
もう一冊の「アーノルド=ローベル」の「ふくろうくん」は・・・
次男が子供のころのお気に入りの一冊で、
何度も何度も読み聞かせをしました。
「ふくろうくん」は、ちょっとおばかさん(笑)なんですけどね・・・
発想がちょっと変わっていて、
それゆえに、ちょっとほろっとさせられるお話です。
次男の思い出の本なのか、お気に入りなのか・・・
じつはこの本だけは、今でも次男の部屋の書棚に置いてあります。
みなさんにも、ありますか? 手放せない一冊・・・
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