つれづれなるままに・・・
先日、とあるところでちょっとした知り合いと話をしていた時・・・
「わたしは両親が高齢で生まれた子供なので・・・」
と、その方がおっしゃいました。
高齢ですか~?
「はい、父が40歳で母が34歳の時の子なので・・・」
って・・・
えええええ~~~???
それって、高齢っていうの?
ちなみに・・・
=日本における高齢出産の定義=
高齢出産に関しては厳密な定義はないのですが、
大体35歳以上と考えられています。
その方のお母さまは、出産当時34歳だったのですから、「高齢出産」でもありません。
お父様の40歳だって、いわゆる「働き盛り」で・・・決して高齢ではないと思うんですよ。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
わたしは主人と年齢が離れているので、長男が生まれた時には主人は40歳・・・
次男が生まれた時には、主人は45歳でした。
その方は、本当に悪気はなく、「高齢で・・・」とおっしゃったのかもしれませんが、
じつはわたしはかなりショックでした。
主人は、長男が中学時代にシニアの野球チームにお世話になっていたころには、
(当時、主人は55歳くらいでしたが)
講習を受けて審判の資格を取ったり、
(高校時代に、ピッチャーをやっていたので)バッティングピッチャーをやったりして・・・
おそらく長男は、主人が他のお父様よりも年を取っているから・・・
と、引け目に感じたことは全くなかったと思います。
まあ・・・
こういう部分は個人差が大きいので、
その方にとっては、
「わたしの両親は、友だちの両親よりも年上だから・・・」
と、(なにか)引け目に感じる部分はあったのかもしれませんが、
何歳で生まれた子でも、
お父様やお母様にとってはかけがえのない子供であることに変わりはないと思いますし、
おそらくご自分たちがある程度、年齢を重ねてから生まれたお子さんだった故に、
本当にかわいくて仕方なかったと思います。
わたしの主人は現在62歳・・・
今年から年金を早期受給できる年齢ですが、
わたしは主人を「高齢者」だとは思っていません。
年齢についての受け止め方は人それぞれなので、
何とも言えませんが、
「高齢」という言葉は、あまり簡単に使わないほうがいいような気がします。
人のふり見て・・・ではないけれど、
わたしも気をつけないといけないなぁ~と、思いました。
そして・・・
その「高齢」の話にかなりビックリして、その後の話を半分に聞いてしまったので、
わたしが誤解してとらえている部分もあるかもしれませんが、
その方は、(現在30代半ばだそうですが)
「ご両親が高齢だったことが、
その後の自分の人生に(多少悪い意味で)影響をした」
という類のことをおっしゃりたかったように思います。
でもね・・・
お父様が40歳の時に生まれたのであれば、
自分が成人になった時(20歳の時)にお父様は60歳・・・
仮にそこでお父様が「定年退職」をしたとしても、
自分はすでに20歳なのですから、
(大学生であれば)奨学金などを借りて卒業することもできたと思います。
子どもが何歳になっても、ほかの方に迷惑を掛ければ
親は頭も下げるし、(子どもに責任能力がなければ)償いをする責任はあると思います。
でも・・・
そうでなければ、成人になった子供は、
自分の人生は自分の責任で生きなければならない。
それは、親が何歳の時に生まれたからとか・・・そういうことは全く関係ないと思います。
親は何歳になっても子供が可愛い。
それは間違いない事実です。
でも・・・
それに甘えて、いつまでも自立できないのは自分の責任だと思います。
わたしは、まだ子育ての真っ最中です。
これから息子たちがどんな道を選んで、どんな人生を送るのかはわかりませんが、
自分のことは自分で考えて、自分の責任で生きてほしいと思います。
健康に産んで、一生懸命に育てているのです。
まかり間違っても・・・
「俺の人生がうまくいかないのは、親の責任だ」
なんて、口が裂けても言ってほしくはありません。
ってもう・・・
昨日、ゴキと壮絶なバトルを繰り広げたわたしが書いても、
説得力がないかもしれませんが・・・(苦笑)