こんばんは
ご存知の方もいらっしゃると思いますが
昨年8月から今年の5月まで、長男が米国に留学していました。
渡米に当たって、ある程度の米ドルのほかに、
ANAカード(クレジットカード)
※ 学生カードなので、10万円の利用限度額がついている
A銀行のVisaデビットカード
を持って行きました。
Visaデビットカードを持たせたのは
もしも手持ちの米ドル(現金)が足りなくなった時に、
(デビットカードで)
現地のATMで直接米ドルを引き出すことができるという理由からです。
渡米直後に、Visaデビットカードを使用しようとしてレジで
「Debit or Credit ?」 (デビット それとも クレジット?)
と、たずねられて、
「Debit please」 (デビットで・・・)
と、答えたために、支払いができずパニック!!
当時のお話は・・・ ① 一難去って・・・o(_ _*)o
その後、Visaデビットカードで、海外で支払いをする場合には
「Visa please」 もしくは 「Credit please」 と言わなければいけないということがわかり、
言われてみれば・・・
デビットカードって「即時決済のクレジットカード」なんだから、
「Credit please」って言わないとダメなのね・・・
と、親子ともども理解していたのですが、
どうやらその理解は間違いだったらしい。 (_ _。)
5月に日本に帰国した長男・・・
帰国時にほとんど日本円を持っていなかったし、
日本の銀行のキャッシュカードは(米国では使えないからと)持って行かなかったので、
空港のATMでVisaデビットカードで日本円を引き出したそうです。
帰宅後にその話をしたので・・・
え?
Visaデビットってクレジットカードだよね?
クレジットカードのキャッシングって金利がかかるんじゃない?
今回は仕方ないけど、次からはちゃんとキャッシュカードで引き出してね!
と、言い聞かせたのですが・・・
先月末、長男がATMでA銀行のキャッシュカードで引き出そうとしたら
「このカードは利用できません」と・・・
え???
残高は十分あるのに?なぜ???
A銀行に行ってみると・・・
お持ちいただいている当社(A銀行)のVisaデビットカードは
キャッシュカード一体型カードなので、Visaデビットカードで現金を引き出した時点で
この(A銀行の)キャッシュカードは使えなくなりました。
今後は、Visaデビットカードで現金を引き出してくださいね。
と、説明をされたそうな・・・
え?
だってVisaデビットって「即時決済のクレジットカード」でしょ?
クレジットカードでお金を引き出したらキャッシング!!
高い金利がかかるんじゃないの~? (と、この時点でも理解できず・・・)
わからないことは直接聞いたほうがいいと、Visaデビットカードに電話をかけてみたら・・・
Visaデビットカードは・・・
Visaのクレジットカードのシステムを利用して、キャッシュカードを決済に利用するもので、
クレジットカードではありません。
キャッシュカード決済なので、即時決済となり、
(通常のキャッシュカード同様)口座の残高以上の支払いはできません。
という説明を受けました。
つまり・・・
クレジットカードのシステムを使っているけれど、クレジットカードではない!
長男が米国滞在中にホテルを利用したときに
チェックイン時にクレジットカードの提示を求められ、
(長男が持っている学生カードは10万の利用限度額がついているので)
ANAカードではデポジットとして使えず・・・
Visaデビットを提示してOKだったということもあって、
てっきりクレジットカードだと思っていたのですが、
いまにして思えば、
デビットカードで「宿泊代金を前払いした」ということだったのでしょう。
しかし・・・
長男が米国滞在中に散々(笑)デビットカードを使用しておいて、
長男が留学を終えて帰国して、1か月もたってから、
やっとそのシステムを理解するって~~(^▽^;)
余談ですが・・・
ご存知の通り、クレジットカードでキャッシングをすると金利がかかります。
海外で、クレジットカードでキャッシングをした場合も同様に金利がかかりますが、
デビットカードでATMで引出をすると、金利の代わりに手数料が発生します。
これも帰国後に理解したのですが、
現状、「手数料>(キャッシングの)金利」なので、
海外では、
デビットカードで現金を引き出すよりも、
クレジットカードでキャッシングをしたほうが、お得なのだそうです。
もっとも、長男は「学生」で、
学生カードにはキャッシング機能はついていないので、
デビットカードを用意する以外方法がなかったのですが・・・