おはようございます

 

新学期が始まって2週間・・・

 

最初はクラスの雰囲気に馴染めずに、欝々としていた次男ですが、

クラスの皆さんと打ち解けてきたようで、

夕食の時間などに、少しずつ学校の様子などを話してくれるようになりました。 (´∀`)

 

今のところ次男にとって一番の課題は・・・

部活の撮影で使用する「おかめのお面」をどうやって安く手に入れるかということらしい。

 

ネットで検索すると、大体300円~350円程度、

(わたしたち親子が見つけた)最安値で、1490円/6枚(1枚当たり230円)なのですが、

「人数が少ない=予算が少ない」部活なので、できるだけ安く手に入れたいらしい。

(いや、ハハの感覚では、230円は出血大サービス的な値段だと思うのですが・・・)

 

悪いことに、お正月~節分のころには、この「おかめのお面」が100円ショップで売っているらしく、

「時期によっては100均で買えるものに230円も出すなんて!!」

という発想になっている。

 

逆に、時季外れだから、100均で売っていない。

だから、230円でも仕方ないとは思えないのか?

と、聞いたら、

「思えない!」と、即答・・・

 

挙句の果てに、

「以前から部室にある1個を型取りして、自分たちで手作りする」と、言い出し・・・

「材料として、半紙と糊と~」と、言うので、

 

コストパフォーマンスの問題だよね?

材料に掛かる費用、それを作るために費やす時間を考えて

1個あたり230円以上になるようなら、

(部費で全額賄えないなら)多少自己負担してでも買ったほうがいいってことにならない?

 

その一言に、納得したのかしないのかわかりませんが、

でもやっぱり、1個試作品を作るのだと、夜遅くまで、なにやらゴソゴソやっていました。

 

とりあえず部活のほうは、新入生を含む2名が新入部員として入ったようで、

廃部の危機は免れたようです。

 

 

そして一昨日の晩、夕食を食べながら話してくれたのですが・・・

 

一昨日(木曜日)は、朝からクラス全員テンションが高く・・・

昼食が終わったところで、一人が

 

「今日は、6時間目に大事な授業があるから、5時間目のうちに寝ておかないと・・・」

 

と、言い出したものだから、

昼食を食べ終えた後の、5時間目の授業はクラスの半分くらいが爆睡!

 

次男はといえば・・・

(どういうわけか自分は眠くならなかったそうなのですが)

前と右隣の子が、大きく左右に揺れながら舟をこいで寝ているので、

小柄な次男は、板書をするのに、前の子の大揺れをよけながら体を右左に動かさないといけないし、

横を見れば、また前のことはちがう大揺れをしているので、

なんだか船酔いをしそうな気分になりつつ授業を受けていたらしい。

 

そして、5時間目の授業が終わったところで、みんなシャキッ!と目を覚まし、

6時間目のチャイムが鳴る前に全員が着席!

まるで入学したての小学1年生のように背筋を伸ばして席について先生が来るのを待っているという

(次男から見たら)異常事態になっていたのだとか・・・

 

そんな異様な雰囲気な中で始まったのは、みんなが朝から楽しみにしていた「保健」の授業・・・

しかも、みんなが好きな(?)「〇教育」!!

 

(そんなの・・・もう高校生になれば、常識として知っていることばかりだろうに・・・)

 

先生の言葉を一語一句聞き漏らすまい・・・っていう勢いで、

真面目に授業を受けて、丁寧に板書・・・

 

先生が、

「こんなのノートに書かなくていいからな~」と言いながら、

説明のために書いた【〇器の絵】まで・・・

 

  「これは書かなくていいって言ってるだろ~」

  「でも、試験に出るかもしれないから・・・」

  「出さないから!こんな絵を印刷できないだろう~?」

  「でも、出るかもしれないから・・・」

 

と、みんな真面目にノートに書いたりしていたらしい。

 

しまいには、先生があきれ果てて・・・

 

こういう授業を共学の学校でやると、

大抵、みんな恥ずかしそうに目を伏せたり、目をそらしたり・・・

興味があって、耳がダンボになっていても

「オレ、こういうのには興味がないから~」みたいにスカしているやつがクラスにいたりして

こっちも、やりやすいんだが・・・

 

お前たちみたいに、羞恥心のかけらもなく授業を受けられると

こっちが恥ずかしくなるじゃないか!

 

と、言い出したらしい。

 

そうしたら・・・

 

  「僕たちが真面目に聞いているのに、先生が【羞ずかしい】とか、ありえないと思います」

  「僕もそう思います!」

  「こういう話は、羞恥心を隠してでもちゃんと聞かないといけないと思います」

  「そうです。大切なことですから」

 

なんて、口調まで変に丁寧で、

 

  お前はいつから優等生になったんだ?

  いつも「オレ」っていってるだろ?

  「僕」ってだれだよ?

  おまえ「羞恥心」とか全然ないだろ~?

 

と、ツッコミを入れたくなるくらいで、

またその先生のとやりとりがおかしくておかしくて、とても楽しい(?)1時間だったそうです。

 

男子校ならでは・・・の、光景ですよね。

 

っていうか・・・

授業の内容はともかく、その時の生徒たちの様子をコッソリ廊下から覗いてみたかった。

と、思ってしまった「不謹慎なハハ」です。(苦笑)